夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

タグ:都市景

   0116_DSC07589_01
新しい階段もできていて、台地にあがり谷間を少し感じられる、空川暗渠。上か見る風景はバックのビル群が切り絵のように美しい。下におりるとこの暗渠道はいい、いきどまりの通りだが緑の背の高いフェンスに囲まれた、すこし異常な状態、夜歩くと不思議な緊張感があるところ。

      0116_DSC07602_1

0116_DSC07610_1
(住所:東京都目黒区駒場1丁目12近辺)

0105_DSC02569_1
高層ビルの開発でどんどん潰される、所沢旧商店街だが、隣の家がなくなることにより、その古い蔵づくりの建物の横顔がよく見えるようになる。これが実に凄い迫力だったりする。今の状況を楽しむことは時にとても重要。「すだれや玩具」(住所:埼玉県所沢市寿町22−10)

0105_DSC02576_1
「野老澤町造商店」(住所:埼玉県所沢市元町21-18)

1024_DSC07177_1
4層ループ構造で山手トンネルにつながり、まるで要塞のよう。その上の天空公園が有名な大橋ジャンクション。ところがどうしたことか、246号線の上に横断歩道橋が2つ掛かっていて、上からジャンクション部が近く見える、これがなかな素晴らしい。歩道橋だけに、車になった気分で向かって歩るけるのも楽しい。

0509_DSC07152_01
(住所:東京都目黒区大橋2丁目16−25近辺)

0917_DSC04721_1
ちょっと見ないうちに変わる街、渋谷円山町。ホテルがなくなり駐車場になって、廃墟民家の側面があらわに。廃墟はあまりだったが、これはとても美しい、ガラスのあるなしすら模様に見えてくるくらい。さらにさすが円山町、上から黄色い明り、下からは赤い明りのサポートがあり、かつての花街の雰囲気に。(住所:東京都渋谷区円山町2−13)

      0630_DSC00592_1
今年春にできたmiu miu 青山、設計はヘルツォーク&ド・ムーロンだったのでビックリ。表側のデザインは細部のデザインが・・・・壁が厚さが・・・。むしろ後ろ側のにほぼ同じ角度の壁あり、そこから三角に見える内部が街に対して生きたスケールでよかった。(住所:東京都港区南青山3−17−8)


   0120_DSC08331_1
日暮里崖線の先端、東に線路、他の周りを谷中墓地に囲まれた住宅街がある。そこに残されたのか、新しく作ったの分からない謎の六角堂があった。お寺関係なのか一般の住居なのかもわかない。バックに鉄道やビルを背負って、不思議な配置、立ち姿をしているのがちょっとオカシイ。(住所:東京都台東区谷中7丁目11-9近辺)

  0821_DSC01255_1
色も違うし、形も違う。ところが兄弟橋のように対比してみえる「藻塩橋と百代橋」。このあたりの橋は名前も面白いし、いい景色を背負っている。(住所:東京都港区芝浦3丁目20−2近辺)

0512_DSC05527_1
久しぶりにフリー夜散歩、代田橋から新宿まで。21:30〜24:00だから何やっているかと思いつつ。2時間以上歩いていると、世界が変わって見えてくる。最後に、ふと空を見上げると、新宿の超高層ビルが、樹木からニョキニョキ生えているように見えた。(住所:東京都新宿区西新宿1丁目7近辺)

0306_DSC01956_1
横浜、2009年に象の鼻波止場を明治時代中期の形に復元した象の鼻パーク。冬は寒さもあるのか、深夜近くだと人はまばら、その感じがなんともいえずいい。

0306_DSC01956_2
不思議なことも起こる。防波堤の先端ではカップルが大きな声で海に向かって叫んでいた。周囲を海に囲まれているからか、ちょっと気が大きくなって、テレビか映画のような気持ちになってしまうのか。「私は〇〇ちゃんと〇〇だ~。」なんてちょっと聞いているほうが恥ずかしいぞ。(住所:神奈川県横浜市中区海岸通1丁目1)

      0127_0380_1
後姿だか、建築家ならばみんなわかる「塔の家」のプロポーション。1966年に渋谷区神宮前のキラー通りに建てられた建築家東孝光の自宅「塔の家」。敷地が6坪弱(20㎡)という有名な狭小住宅。しかし周辺の高いビルに囲まれて立つ、孤高の姿は美しい。

      1202_DSC01090_1
後日、2015年11月の写真。(住所:東京都渋谷区神宮前3丁目39エリア)

↑このページのトップヘ