夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

タグ:谷景

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若葉、鮫河橋の谷風景を塀・お墓越しにみる。右から左へかつて流れていた赤坂川の窪みがわかる。微地形ながらのスリバチがみえるところ。(住所:東京都新宿区若葉1丁目2-6近辺)

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目白台地にある坂「胸突坂」、坂下西に水神社(神田上水の守護神)があり。「胸を突くようにしなければ上れない、急な坂だった」のでこのような名前のになった説明。下からは細く暗い坂のように見えるが、上にいくと思いのほか広がりがある。谷底に見える街並の明かりも綺麗だったりする。

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(住所:東京都文京区関口2丁目11−17近辺)

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円山町に道玄坂から神泉駅のほうに降りてくる階段がある。幅が広くかつ階段蹴上低い。段数の割に勾配がはゆるい階段だが、この階段の段板表情がとてもいい。両脇に側溝があり、そこを渡るように石がかかっている風景もここならでは。

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(住所:東京都東京都渋谷区円山町22−1近辺)

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雨の夜の街はいい、路面や壁が濡れて光りが回る。変わりゆく渋谷のなかで、ここの空間はいい。ビルをつなぐブリッチあり、道は曲がり先に見える斜めの外壁、斜面途中の地形ながら、谷間の景そのものだ。(住所:東京都渋谷区宇田川町21−1近辺)

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小日向の台地をあがる鼠坂。ゆるやかだが高低差約16mだからマンションで5階分以上あがる。休む平な面もない、だから階段を作ったのだろう。雨の夜はこの階段部分が濃い影となり、グラフィカルにとても美しい、まるで模様のようだ。雨は違った見せ方を気づかせてくれる。


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階段上部途中から眺める谷間の風景もとてもいい。幹線道路には中高層のビルが立ち並びその間の谷間を不思議に強調する。(住所:東京都文京区音羽1丁目10−10近辺)

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