夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

タグ:建築

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登録有形文化財の「旅館西郊(1938年)」。素泊まりで6000円~8500円で泊まれるみたいだ。角のデザインが特徴的、文字は夜は見えずらいが「西郊ロッヂング」と書いてある。荻窪の駅から10分もしないところにある、荻窪恐るべし。写真に写っているところは2001年になると、新館が改築されて賃貸アパートにところ。それでもこの街角のデザインがいい。

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(住所:東京都杉並区荻窪3-38-9)

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伊東豊雄氏設計の座・高円寺(2008年)。入口の所から階段、庇を見上げる。全体に黒い建物で夜空に融合してる。境目がなくなる不思議な写真になった。(住所:東京都杉並区高円寺北2−1−2)

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目黒川沿いのマンション「CeLLs」。おそらく大規模修繕のための仮設シートを張っているだと思う。その姿、光りの漏れ方も含めてとても美しい。目黒川岸壁のデザインもアーチで面白いことになっている。(住所:東京都目黒区目黒2丁目6−14)

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今年春にできたmiu miu 青山、設計はヘルツォーク&ド・ムーロンだったのでビックリ。表側のデザインは細部のデザインが・・・・壁が厚さが・・・。むしろ後ろ側のにほぼ同じ角度の壁あり、そこから三角に見える内部が街に対して生きたスケールでよかった。(住所:東京都港区南青山3−17−8)

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この近辺で建築的にも一番の建物だろう、プラダブティック青山店(設計:ヘルツォーク & ド ムーロン + 竹中工務店)。夜は菱形グリットのガラスも凹凸があり、不思議な光り方をしている。その先にフロアのスラブがみえて、各階でイロイロな光りがあり美しい。隣の敷地通路からこう壁面が綺麗にみえる。(住所:東京都港区南青山5−2−6)

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渋谷区神山にある、相田武文設計の「積み木の家X」。その後に様々な表情の建物ができたが、住宅でここまでやる積み木の家は今見てもなかなかもの。

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近くに建物に要人警備の警察がいるので、なかなか写真が撮れなかったが、やっと収められた。(住所:東京都渋谷区神山町)


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今は「肉匠 上小沢邸」というしゃぶしゃぶ屋になっている、これこそ「建築家 広瀬鎌二」な建物。まるで日本版ミースだかミースに比べ重さがある。その分、敷地に対しての配置が面白い。道路塀やアプローチのデザインも。

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リノベーションされて、離れも増設されていたりするが、これだけの広い土地を含めて維持されているのが何より凄い。設計:広瀬鎌二(1959年) リノベーション:神保哲夫(住所:東京都品川区上大崎1-12-7)


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大塚の坂下通りの西側にある吹上稲荷神社の参道脇でみつけた、店舗付き住居と思われる建物の勝手口の庇。これ一つでもいい感じなる。丸柱との関係がたまらなく感じる。( 住所:東京都文京区大塚5丁目18エリア)

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四谷で見つけた東京若葉基督教会の勝手口。おそらくは増築だと思われるが、少しデザインが独立している。
小さな低い屋根と扉もカワイイが、何よりも両サイドにある、さらに低い靴入れのデザインが面白い。その奥の窓とも絡むためか、靴入れ部分も壁から離れて独立している形をしてるののもカワイイ。ブロック塀との関係も不思議な感じだ。(住所:東京都新宿区若葉1丁目16−8)

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神楽坂からよれて横寺町。そこで見つけた不思議な建物。右側下の部分は塀で、増築して面がそろって、妙に一体感がある。窓の配置が現代建築みたい。トタンのモダンアーキテクトと名付けよう。(東京都新宿区横寺町近辺)

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後姿だか、建築家ならばみんなわかる「塔の家」のプロポーション。1966年に渋谷区神宮前のキラー通りに建てられた建築家東孝光の自宅「塔の家」。敷地が6坪弱(20㎡)という有名な狭小住宅。しかし周辺の高いビルに囲まれて立つ、孤高の姿は美しい。

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後日、2015年11月の写真。(住所:東京都渋谷区神宮前3丁目39エリア)

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表参道と明治通りの交差点に中村拓志(NAP建築設計事務所)設計の東急プラザ 表参道原宿が昨年建ちました。この場所にはかつて、1958〜1996年に「原宿セントラルアパート」という建物が建っていて、一階のカフェにはクリエイターやアーティスト達が多く集まり原宿文化を作っていました。その後の1990年~2010年にはGAPなどが出店していた商業施設「ティーズ原宿」が建っていました。という歴史ではありますが、交差点のデザインからみるとどうでしょうか。二つの通りに対してというよりも、上中下でデザインを分けています。

一番面白いのは上部で黒い凸凹の外壁に樹木を置いた構成です。中部は横一線のガラスで区切り、下部はテナントスペースで、勝手にどうぞという感じである意味捨てています。その潔さに感服もあり、改めてみるとテナントスペースはバラバラでどうも・・・・とも思います。しかし夜は夜で、中下部は特にひどく、なお更上部は浮いていて別物のように見えます。(住所:東京都渋谷区神宮前4丁目30−3)

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本日、夜の雲は少し赤かった。かなりめずらしい天気である。そしたら代々木国立第二体育館の曲面がとても綺麗にみれた。ちょっとキターという感じの写真になった。これだから夜散歩はやめらない。変質者で捕まらないように、いい人オーラを出す訓練中。(住所:東京都渋谷区神南2丁目1−1)

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