夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

タグ:巣鴨

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巣鴨駅のほうだと、ばあちゃんの原宿こと巣鴨地蔵通商店街という感じだろうが、反対側の都電荒川線の庚申塚駅方面の夜見るこの商店街は趣がちがう。最近ではあまり見かけなくなった、饒舌な商店街看板門が幾つかならんでいて、この夜の姿がとてもいい。上に重そうにのっている山のデザインも時代を感じさせる。(住所:東京都豊島区巣鴨4丁目14−16近辺)

9月6日におこなわれた夜散歩のススメ会09フィールドワークの模様です。
王子駅から千駄木駅まで、古石神井川のつくった台地を上がったり下がったり歩きました。


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01.王子狐の夕すず美
王子、音無親水公園の水辺で、子供達と大人で狐の格好で演奏。
わずか2つの照明だったが、白い衣装が浮かび上がり、
狐の仮面の効果もあり、異空間を体験。
ここがスタート地点だった。
(住所:東京都北区王子本町1丁目1−8近辺)


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02.滝野川の渋い建物前で
入組んだ路地ののこる滝野川にあった渋い建物、ここで記念撮影。
地図でしらべるとこの建物は「日本教」という文字が・・・。
いったい何の建物?
(住所:東京都北区滝野川1丁目37−9近辺)


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03.染井霊園の脇路地
平行して左側に同じような路地があり、そちらが前方にあった長池の川跡。
こちらもオモシロイ路地、家が墓地との距離がちかい。
(住所:東京都豊島区巣鴨5丁目35−34辺)


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04.染井霊園の長池跡ちかく」
かつてこの写真の後ろ側に長池があったところ。
この段差、階段に地形の面影が。
前方の交差点近くは上部に千川上水が通っていた。
(東京都豊島区巣鴨5丁目5−1辺)


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05.専修院迎接寺墓地からみる谷間」
お墓の向こうにみえる谷間が古石神井(藍染川/谷戸川)がつくった谷間。
その向こうが日暮里崖線の反対側の台地。
(住所:東京都豊島区駒込7丁目2−4近辺)


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06.増築された白黒階段を撮る人々」
隣の家の住民が階段を上がっている、それでも皆は白黒階段に夢中。
(住所:東京都豊島区駒込6丁目9−22近辺)


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07.クランク階段から見える谷間空間」
駒込駅から近く、本郷通りから入った道にあるクランク階段。
階段曲がりの先に谷間の風景が広がる。
それぞれ曲がりの先に見える建物で風景が変わる。
(住所:東京都豊島区駒込2丁目6−9近辺)


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08.クランク階段の擁壁をくり抜く勝手口
駒込駅から少しいったところにある、緩やかで公園のような階段。
その踊り場に擁壁をくり抜く勝手口を発見。
なかなか大変な施工だろう。
(住所:東京都豊島区駒込1丁目21−17近辺)


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09.公園2重階段の手摺シキイ」
神明北公園の左右から昇る階段、上部の真ん中で出会うのだが、手摺でいけない。
なぜ通れないようにつくったのか議論となる。
(住所:東京都文京区本駒込5丁目67−8近辺)


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10.台地をくり抜く須藤公園」
今回の終点、千駄木駅近くにある須藤公園。
もとは江戸時代の大名庭園だったが、後にいろいろな要素が加わったバラバラ庭園。
しかし夜は庭園と地形、囲まれた感じがよくわかる。
そしてそれがとても美しい。
(住所:東京都文京区千駄木3−4)

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北区と豊島区の区界にある川跡谷間。ここはとにかく歩いてみることをススメメる。高低差はあまりないが、長さ500m弱の家々に囲まれた狭い路が残されている。電線の混線がめずらしく綺麗にみえる。

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狭い路で境界いっぱいに家や塀に囲まれて歩いていると、まるで流れる水のような気分になってくる。右側が50cmくらい上がっている。その石の擁壁に植栽が飾られている。路を飛び越しているがいいしつらえだ。

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1.8mくらいの狭い通りにさらに電信柱もあるし、植栽もはみでる。車のお尻がさらに風景の一部に加わる。(住所:東京都豊島区巣鴨5丁目48−14近辺)

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染井霊園の近くの長池跡。かつてあった長池は塀の向こうの霊園と道路のところ。高さはいろいろ変えられているが、随所にみえる痕跡がかつての地形を感じさせる。

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道路の曲がりもオモシロイが、かつての長池はこの道と左塀向こうの窪地を含めたところ。

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染井霊園の近くの長池から流れたいた川跡。今は霊園と霊園の間のジグザク道。狭い道だが夜でも自転車で通る人が以外といる。

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染井霊園の近くの長池から流れたいた川跡。左が染井霊園、右が石金石材。間の道が川跡。向こうから流れてくる感じだ。(住所:東京都豊島区巣鴨5丁目5−1近辺)

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目的が済み、適当に歩いて見つけた建物。初めは右の両角商店の朽ちた看板にひかれた。写真を撮っているうちに左のはっぴい荘にもひかれた。道の真ん中に入れてみたら、違う建物だけど妙に門番のように立っている。(住所:東京都豊島区巣鴨5丁目28−4)

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