夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

タグ:塔

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建設中から電車からみて気になっていた小平放散塔。実際昇ったら目が回りそうな多重螺旋階段、まるで細いバベルの塔。隣の電波塔がセットで映り込むので、なんとか路地の電柱で隠して独立した形を。(住所:東京都小平市大沼町3丁目21−9近辺)

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靖国神社と江戸城の田安門前堀に挟まれてある九段坂公園。かつて靖国神社にあった高燈篭(常燈明台)、かつて国会前庭北地区洋式庭園あった元帥大山巌銅像 、いづれもウラガワから先の方向をみる。光の具合か、横断歩道橋が一番美しくかがやいていた。

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(住所:東京都千代田区九段南2丁目2−18近辺)

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見慣れない姿の三重の塔が後ろ側から表れる。高さ約41mで、基部は納骨堂、伊東忠太設計の塔の姿がいい。東京都慰霊堂のボリュームは前からよりも横、横よりも後ろ側のほうがわかる。

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(住所:東京都墨田区横網2丁目3−25近辺)

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蔵造が並ぶ蔵造り一番街の交差点から見るのではなく、この鐘つき通りからみる姿の方がいい。時の鐘の塔と通り、さらには町とのかかわりがみえるてくる。古くから水平線の町並みが多い日本では、垂直方向の塔が良くきいている町がすくない。(住所:埼玉県川越市幸町15−7近辺)

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JR原宿駅の駅舎は1925年に建てられた、ハーフティンバー様式。夜はこちらからの見たほうが、風見鶏がある塔の多角形が光の加減で美しくみえる。春までは銀杏の木も裸でよく見える。

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そしてあとから作ったこのスロープ通路がいい。坂で下がるのと反対に上がっていく空間、その先の景色も含めていい空間である。

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後日になるが、新緑の季節になると駅舎の後ろの神宮の杜が美しい。

2018.05より
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ここのスロープは面白い。後ろの明治神宮の杜、そして月との対比が美しい。(住所:東京都渋谷区神宮前1丁目14−29近辺)

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代々木上原にあるモスク(回教寺院)、東京ジャーミイ・トルコ文化センター。夜の月にミナレット(尖塔)が届きそうだった。太陽よりも月がよく似合う。それにしても東京に見えないなこの風景。(住所:東京都渋谷区大山町1−19)

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東武の貨物駅跡地に建てられた、東京スカイツリー。その北、東側には東武鉄道の留置線が残されている。主に特急車両の折り返し整備、通勤車両の滞泊ためのようだが、スカイツリーと電車の対比はなかなか美しい。なんとなくもともと我々の場所だよと言っているように見えてくる。(住所: 東京都墨田区押上2丁目26−12近辺)

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何時も見慣れているはずなのに、突然ここからの位置が原宿駅の正面なのではないかと思った。それにしては地下鉄入口が建ってしまったりとバラバラだ。向こうにNTTタワービル、地下鉄のマーク「M」、原宿駅の塔、地下排気塔と4つ仲良く並んでいた。(住所: 東京都渋谷区神宮前1丁目18−20近辺)

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普通は表側から、町並みから斜めに撮ることが多い「時の鐘」。観光写真ではすべてそうだ。しかし、潜った先の薬師神社から振り返った姿、こちらの景色に妙に惹かれた。孤高に建つ塔の後ろ姿、しっかりと4本柱で立つ姿がとてもいい。(住所:埼玉県川越市幸町15-7)

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