夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

タグ:千駄木

0827_DSC02339_1
千駄木にある古民家、立ち姿も表情もいい。道路縁石に置かれた植木鉢植栽の並びがとても美しい陳列だ。

0827_DSC02338_1

0827_DSC02341_1
(住所:東京都文京区千駄木2丁目近辺)

DSC02353_1
千駄木2丁目の街角、色んな要素がある古民家。板張り、モルタル外壁にトタンと金属シャッター、植栽路地で街並みの繋がりを作る。

DSC02357_1

DSC02356_1
(住所:東京都文京区千駄木2丁目近辺)

DSC02360_1
まるで環境芸術みたいなフルなトタン、窓がほとんどない。離れなのか、横空き地からは町屋の構成が見える。

DSC02363_1

DSC02361_1

DSC02358_1
(住所:東京都文京区千駄木2丁目近辺)

DSC02276_1
ゲート門は光っていなかったが、路地に置き看板、長屋に看板が奇麗だったすずらん通り商店会。

      DSC02273_1

DSC02274_1

DSC02278_1
(住所:東京都文京区千駄木3丁目44−1近辺)

      DSC02288_1
路地に面する民家、1階通路の先に長屋が並ぶ。入り口上には配管が曲がり奥へと誘う面白い入り口。路地からだとその奥は見えない。

      DSC02287_1
(住所:東京都文京区千駄木3丁目近辺)

      0714_DSC02291_1
すずらん通り商店会の裏通り、電柱が路地から目立ちグルグル巻きのシルエットが生きもののよう。長屋民家壁面にも植栽もあり動き出しそう。

      0714_DSC02286_1


      DSC02280_1
(住所:東京都文京区千駄木3丁目43−9近辺)

0517_DSC00249_01
藍染川暗渠の蛇行と道路でできたY字路。佐原屋さんの倉庫がちょうど建つ。倉庫には珍しく、蔀戸でしかもダブル。小さい建物のY字路がカワイイ。(住所:東京都文京区千駄木4丁目18−13近辺)

   0829_DSC02291_1
藍染川暗渠の上にあるよみせ通り。道幅8メートルと広い通りの真ん中が、文京区(左側)と台東区(右側)の境。左の文京区側にある洋食マロの店構えと看板、対比する向こうの台東区側の蛇行する街並み看板建築の対比が美しい。よみせ通りの流れは夜、美しくみえる。(住所:東京都文京区千駄木3-41近辺)

      1104_DSC09622_1
文京区千駄木にあるへび階段。その名の通り階段が上からみるとヘビのようの蛇行している。

   1104_DSC09628_1
下から見ると階段かなり悪い状況で、不気味でいい感じ。東側の家とセットでつくられる風景もいい。(住所:東京都文京区千駄木1丁目8−12近辺)

9月6日におこなわれた夜散歩のススメ会09フィールドワークの模様です。
王子駅から千駄木駅まで、古石神井川のつくった台地を上がったり下がったり歩きました。


0906_F01

01.王子狐の夕すず美
王子、音無親水公園の水辺で、子供達と大人で狐の格好で演奏。
わずか2つの照明だったが、白い衣装が浮かび上がり、
狐の仮面の効果もあり、異空間を体験。
ここがスタート地点だった。
(住所:東京都北区王子本町1丁目1−8近辺)


0906_F02

02.滝野川の渋い建物前で
入組んだ路地ののこる滝野川にあった渋い建物、ここで記念撮影。
地図でしらべるとこの建物は「日本教」という文字が・・・。
いったい何の建物?
(住所:東京都北区滝野川1丁目37−9近辺)


0906_F04


03.染井霊園の脇路地
平行して左側に同じような路地があり、そちらが前方にあった長池の川跡。
こちらもオモシロイ路地、家が墓地との距離がちかい。
(住所:東京都豊島区巣鴨5丁目35−34辺)


0906_F03

04.染井霊園の長池跡ちかく」
かつてこの写真の後ろ側に長池があったところ。
この段差、階段に地形の面影が。
前方の交差点近くは上部に千川上水が通っていた。
(東京都豊島区巣鴨5丁目5−1辺)


0906_F05

05.専修院迎接寺墓地からみる谷間」
お墓の向こうにみえる谷間が古石神井(藍染川/谷戸川)がつくった谷間。
その向こうが日暮里崖線の反対側の台地。
(住所:東京都豊島区駒込7丁目2−4近辺)


0906_F06

06.増築された白黒階段を撮る人々」
隣の家の住民が階段を上がっている、それでも皆は白黒階段に夢中。
(住所:東京都豊島区駒込6丁目9−22近辺)


0906_F07

07.クランク階段から見える谷間空間」
駒込駅から近く、本郷通りから入った道にあるクランク階段。
階段曲がりの先に谷間の風景が広がる。
それぞれ曲がりの先に見える建物で風景が変わる。
(住所:東京都豊島区駒込2丁目6−9近辺)


0906_F08

08.クランク階段の擁壁をくり抜く勝手口
駒込駅から少しいったところにある、緩やかで公園のような階段。
その踊り場に擁壁をくり抜く勝手口を発見。
なかなか大変な施工だろう。
(住所:東京都豊島区駒込1丁目21−17近辺)


0906_F09

09.公園2重階段の手摺シキイ」
神明北公園の左右から昇る階段、上部の真ん中で出会うのだが、手摺でいけない。
なぜ通れないようにつくったのか議論となる。
(住所:東京都文京区本駒込5丁目67−8近辺)


0906_F10

10.台地をくり抜く須藤公園」
今回の終点、千駄木駅近くにある須藤公園。
もとは江戸時代の大名庭園だったが、後にいろいろな要素が加わったバラバラ庭園。
しかし夜は庭園と地形、囲まれた感じがよくわかる。
そしてそれがとても美しい。
(住所:東京都文京区千駄木3−4)

   0830_DSC09738_1
藍染川暗渠の上にあるよみせ通り商栄会。道幅8メートルと広い通りであるが、知り合いに聞いてあらためて見ると
アスファルトにきれいにつなぎの線がある。これが文京区と台東区の境。夕方は人が多く歩いていてが、さすがに深夜近くは少ない。そのため遠くまで見渡せて、蛇行する道から流れが見えてきそうだ。(住所:東京都台東区谷中3丁目8−9近辺)

0822_DSC07477_1
台地の段差がある所に庭園がある場合が多い。高低差のある台地と低地の断層から水が湧き、池が作りやすいこともある。この文京区の須藤公園は江戸時代の加賀藩の支藩大聖寺藩主、松平備後守が屋敷の大名庭園を作ったとある。その後に色々持ち主も庭園も変わりこんな公園になった。

0822_DSC07494_1
神池神島、弁天島に赤い橋が加わり、縁にはパーゴラとかなりバラバラだ。しかし夜はよけいなものが見えず、この庭園と地形、囲まれた感じがよくわかる。そしてそれがとても美しい。(住所:東京都文京区千駄木3−4)

   0731_DSC07458_1
坂に接する境界には様々な工夫のあとがみられる。大給坂(おぎゅうさか)途中の脇の小路、斜めに坂にさらに上がる造形。階段部分はおそらく私道、そのよこのスロープは個人邸のもの。わずかなスベースだがとても緩やかで美しい。(住所:東京都文京区千駄木3丁目12−18近辺)

      0730_DSC07465_1
大給坂(おぎゅうさか)途中の脇道、抜けられるがおそらく私道。そのT字交差路にあるマンフォール。まるで飛石のように並んでいる。こちらか見ると一二三の配置だったりする。(住所:東京都文京区千駄木3丁目11−6近辺)

↑このページのトップヘ