夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

タグ:コンクリート建築

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知人に教えてもらった、吉村順三さんの「笄町の家」。ええ、ここにあったのという感じ、以前通ったことがあるのに気がつかなかった。夜だったからか、あまりの自然なスケールだったからか。低めに抑えられた道路面の水平線と四角の立体の構成。中の空間を見たくなる。(住所:東京都港区西麻布4丁目22−14)

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DOCOMOMOにも登録されているスカイハウス(菊竹清訓設計、1958年)。かつては4枚の壁で地上から持ち上げられて、本当に浮いている感じだった。時がたつにつれてピロティを増築して、浮いている感じはなくなった。ところが周囲も変わり少し遠目から眺められ、夜はよけいな所が見えず、かつての立面がみえて浮いてる感じがカッコいい。しかし階段からもわかるように、凄い段差の所にたっています。(住所:東京都文京区大塚1丁目11−15)

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成城の国分寺崖線の坂を上がる細い道でみつけた建物。斜面に建つコンクリート建築でカッコいい。1階は壁でテラスで、重いコンクリートの2階の塊が実にカッコいい。台形木製窓も面白い、右手の階段先はどうやら増築しているよだ。後日聞いたら、この建物は成城の樋口邸は吉阪隆正さんの設計でした。(東京都世田谷区成城4丁目近辺)

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光りの漏れ方、色具合があまりに美しく、つい。ちゃんと真ん中の小さな窓から光りが漏れるようにしているのですね。(住所:東京都渋谷区神宮前3丁目39−4近辺)

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東京都新宿区にある、池辺陽設計の石津邸。日本におけるDOCOMOMO150に選ばれている建物。狭い通りに面する北側は少し増築しているが、いまだ健在といったデザインだ。反対側の庭のほうも見てみたい。(住所:東京都新宿区三栄町)

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渋谷区神山にある、相田武文設計の「積み木の家X」。その後に様々な表情の建物ができたが、住宅でここまでやる積み木の家は今見てもなかなかもの。

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近くに建物に要人警備の警察がいるので、なかなか写真が撮れなかったが、やっと収められた。(住所:東京都渋谷区神山町)


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後姿だか、建築家ならばみんなわかる「塔の家」のプロポーション。1966年に渋谷区神宮前のキラー通りに建てられた建築家東孝光の自宅「塔の家」。敷地が6坪弱(20㎡)という有名な狭小住宅。しかし周辺の高いビルに囲まれて立つ、孤高の姿は美しい。

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後日、2015年11月の写真。(住所:東京都渋谷区神宮前3丁目39エリア)

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