夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

カテゴリ:東京都23区 > 豊島区 

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東池袋4丁目、水窪川暗渠の街並み。蛇行道だけじゃなくて色んな要素がある。多角形増築建物、曲がり角の建物、櫓のある防災公園、高層ビルが借景になる。

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(住所:東京都豊島区東池袋4丁目32−2近辺)

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目白台地、宿坂と富士見坂のちょうど間あたり。広い空き地から谷間と借景風景。向こうに新目白通りあたりお高層ビル群が霞んでいて面白い。これだけの空き地と風景は珍しい。(住所:東京都豊島区高田1丁目34−12近辺)

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水窪川暗渠の曲がり道、わずかな段差にある轍のような階段。数段しかないが幾つかの時代が入って面白いことに。轍のようなひずみがカタチになったような。

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(住所:東京都豊島区東池袋4丁目34−12近辺)

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都電荒川線の両側道路、ずっと工事中な感じなんだけれど。縦に並ぶ仮設材がいいリズムで建ち線路を強調する。雨で霞んだ先の借景が美しい。(住所:東京都豊島区雑司が谷2丁目8−6近辺)

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行き止り道路も入れると五差路のY字路部分。建物からの光がないだけではなく道路の灯りもあたらないY字路建物。影として存在すて、後ろの屋根がペントハウスようなカタチとなる。(住所:東京都豊島区雑司が谷3丁目23−11近辺)

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豊島区上池袋の木造密集市地、谷端川支流の暗渠道でもあるこの路地はいい。一本道で曲がるところ。向こうは見えないが曲がると世界が変わる。

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(住所:東京都豊島区上池袋1丁目11−1近辺)

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豊島区上池袋の木造密集市地、谷端川支流の暗渠道でもあるこの路地はいい。幅半間の路地が曲がり一本道で続く。両側に住宅が面していて、夜中でも普通に人が通る。この細さですれ違うとさすがに挨拶をする。

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(住所:東京豊島区上池袋1丁目13−7近辺)

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首都高速5号池袋線の東池袋出口のためのジャンクション。東京都心のジャンクションは道路上にうまく後から入れ込んでいる。そのなかでどこか距離が近い感じのスケール、交差点と曲がりの関係、流れていく感じがいい。

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(住所:東京都豊島区東池袋4丁目25−9近辺)

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左右に流れる暗渠道、鉄扉の向こうには飛び石、お寺の敷地と思ったらどうやら個人の私道という不思議な交差点。小ぶりな電柱の向こうには豊島清掃工場の煙突。(住所:東京都豊島区上池袋1丁目13−15近辺)

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スリバチ本にも載っている上池袋中央公園のスリバチ階段。谷端川支流暗渠が通る少し下がった地形を利用した階段。沖積低地特有の浅井戸の復元が階段上下にオブジェのように立つ。(住所:東京都豊島区上池袋1丁目-28-7近辺)

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池袋のホテル街にあった風俗店建物。窓をつぶした時のものか、看板か、謎のボックスがでている。その間に配管が整理されまわる。黄色にピンク色の光で壁面の凸凹が浮き出る。

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(住所:東京都豊島区池袋1丁目4-6近辺)

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面影橋近くにある細田守監督アニメの「時をかける少女」に出てくるY字路。角の植栽は伐採した感じ、真ん中の古い地図に植栽が絡む。住宅街の雰囲気ある分かれ道のY字路。(住所:東京都豊島区高田1丁目26−4近辺)

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雑司ヶ谷にあるジグザグ道路、なかなかいい道。歩行者白線がありわかり安くなっている。道路むこうとこちらの光の違いがまたいい。(住所:東京都豊島区雑司が谷3丁目22−17近辺)

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ちょうど渋谷のハロウィンが問題になっていた後だった。まさか池袋の公園で・・・。昼間の姿は見ていたが、なかなかオシャレ、かつ空間、公園をうまく使っている。おそるべし南池袋公園。

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(住所:東京都豊島区南池袋2丁目22−1近辺)

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ドラマ「獣になれない私たち」にでてくる鬼子母神の参道。参道途中の建物を出演者の事務所として使っている。その交差点、建物に寄ったカットが多かったが、もう少し離れて手前右の建物もなかなかいい、参道曲がり角。

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(住所:東京都豊島区雑司が谷3丁目19−10近辺)

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参道の中間には、テレビ店舗用に改築したようだ。この建物の2軒先の建物がいい。

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東京の中でも街中にある、日常が見える参道でオモシロイところ。写真は鬼子母神での赤テント公演で帰る人達。普段はこんなに人はいない。

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角にブロック倉庫が立つ建物、Y字路の角としてとてもいい姿。右奥の緑が鬼子母神の森。左右の光の具合がとてもいい、建物やブロック倉庫の左右側面の表情が美しいところ。(住所:東京都豊島区雑司が谷3丁目23−5近辺)

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夜散歩も三文の徳だ。鬼子母神を通ったら、拍手が聞こえたので境内外から覗いてみた。唐組の赤テントで舞台背景が開いてのカーテンコールだった。やがて照明も落ちて、明るくなると観客の顔もみえた。森の中での出来事を覗き見るような感じ、演劇では非日常が日常と繋がる瞬間、それをこっそり反対側から見ている感じだった。

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(住所:東京都豊島区雑司が谷3丁目15−20近辺)

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大塚駅近く東京都道436号小石川西巣鴨線の脇道の建物ヨコガオ。坂道でレベルが変わり、低い方の天井高さがかわり地下室もある感じのバランスがオモシロイ。大通り面しては看板建築、左側の一番下は改装されているが、まどのバランス、構成が美しい。(住所:東京都豊島区南大塚1丁目48−10近辺)

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大塚の大塚三業地通は、谷端川暗渠だ。蛇行する暗渠道の心地よさのなかに、かつての三業地の名残の建物がポツポツと。通りと建物の関わりが街並みそのもの。

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(住所:東京都豊島区南大塚1丁目56−2近辺)

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東池袋にある豊島郵政宿舎の建物、夕焼け時のいい時間帯からそう見えたのか。実にカッコいい。低層の3層は事務所のようなデザインで交差点街角がアールになっている。上層階がセットバックしていて緑地があり、宿舎部分のデザインがホツ窓、スリットと抑えめながら立体が美しくみえるモダンだ。(住所:東京都豊島区東池袋3丁目18−1)

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