夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

2018年07月

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1977年全面返還されるまではアメリカ空軍基地だった。右横は国営昭和記念公園、左側は再開発ビル地域、真ん中に空地のような立川自衛隊駐屯基地。右には飛行機格納庫が見える。遠景には見えるのは日野市や多摩丘陵、左の先が立川市街地。街の構成やなんとなくの歴史もみえてきそうだ。(住所:東京都立川市砂川町2丁目1−1近辺)

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中落合にある三角階段、Y字路としてもいい景色になっている。三角階段は補修した形跡がある。段板は扇形に広がり、見る角度によって不思議なうねったがでてくる。小さいながら貴重な階段であり、風景だ。

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(住所:東京都新宿区中落合1丁目7−25近辺)

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地形的段差が少なく、緩やかに流れていたと考えれる田柄川。暗渠になって緑道と整備されているところが多く、幅も広く特徴が見つけずらくもある。北町エリアで、幅が狭くなり緑も多くなりオモシロイところ。通りと暗渠の交差点、路面の柄のデザインがオモシロイ。そのあたりが雰囲気がある。(住所:東京都練馬区北町1丁目16−10近辺)

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錦エリアではトタン建物が表情が、広い暗渠緑道に面白さを与えている。(住所:東京都練馬区錦1丁目17-19近辺)

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住宅街と古い商店街が混在する足立区の柳原。住宅街内にあるY字路の右側が柳原千草通りに繋がるところがある。真ん中の住宅は新しい建物だが、街の構造があちらこちらに残る。(住所:東京都足立区柳原2丁目22−5近辺)

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川越市役所交差点前に建つ手打ちそば百丈(旧湯宮釣具店)。木造3階建ての看板建築、各階でデザインが変わるアールデコともいえるデザイン。少し離れた電柱からのライトが近くて強く、立体が浮かび上がるランドマークになり、凄く目立つ。

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(住所:埼玉県川越市元町1丁目1−15近辺)

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尾竹橋通りともう一つの通りのY字路。道路幅は広いY字路ながら、建物は小さく、大きさの対比がオモシロイ。2つの通りの光も違っていて対比している。(住所:東京都荒川区荒川5丁目12−9近辺)

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残堀川流路は変遷を重ね、玉川上水に繋がって時期もあるが、その後立体交差に。今は玉川上水がサイフォンの原理で、残堀川の下を潜る「伏せ越し」となっている。そのため交差の醍醐味は見えないが、サイフォン前の玉川上水の溜まりに一羽の水鳥が。まるで置物のように風景も相まって美しい。

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(住所:東京都立川市上砂町4丁目4近辺)

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清楚な集落に紛れ込んだ、塀もない芝生の上に平屋が立ち並ぶ米軍ハウスのアメリカ村、入口付近から少しのぞく。あとで調べたら昼間は「私有地で関係者以外は立ち入り禁止です、出てってください」と管理人のひとに見つかり追い出されるみたいだ。背後に見える国営昭和記念公園の緑も美しい。(住所:東京都立川市上砂町1丁目1近辺)

アメリカ村:
国営昭和記念公園の北側にあり、100棟近い平屋建ての米軍ハウスあるアメリカ村。1950年頃に米兵やその家族向けに建てられた住宅地。立川基地が日本に返還され、横田基地内に高層住宅が建設された1970年代以降は、残った空地にはアーティストや芸術家が引っ越して創作活動の拠点になった時代もあった。福生の米軍ハウスなどに比べ往来の姿がそのままに残す。

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左側は旧川越街道へ、右側は板橋徳丸、赤塚村という分岐道の目印にもなっていた北町観音堂。かなり手を入れれているが配置も珍しい。角が入口で、小さな仁王門に本殿。街のY字路として今は存在している。(住所:東京都練馬区北町2丁目38−19近辺)

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玉川上水駅の北西方向に広がる佼成霊園。駅から降りる階段から見える不思議な風景。お墓の後ろに卒塔婆などがないから、石の立体が綺麗に並んでみえる。細かさが電子基板みたいな感じでもある。(住所:東京都東大和市桜が丘4丁目10近辺)

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池上本門寺通りにある、自由雲(じゅん)というバー、建物のデザインもオモシロイ。その脇にある緑のトンネルもなかなか。駅から池上本門寺に向かう途中の不思議な空間。

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(住所:東京都大田区池上4丁目31-20近辺)

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東大和市の都立東大和南公園の一角にある旧日立航空機立川工場変電所。昭和13年(1938年)飛行機のエンジンを製造する軍需工場に電気を供給する重要な施設で、昭和20年(1945年)には、他軍需工場と同様に、度重なる米軍の空襲を受けたのに、決定的な損傷を受けることなく復の手を加えることなく使われ続けた遺産として保存展示。今となってはその銃弾痕跡の表情はどうみえるだろうか。建物配置以外にも手前の路面のデザインはいい。

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ウラガワは変電所装置が面に現れる。そしてその周辺にも変電所に関する装置や部位なのか、バラバラに廃墟的展示をしている。意図的なのか不思議な展示配置でもある。

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(住所:東京都東大和市桜が丘2丁目近辺)

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玉川上水駅の東西方向を出てところ、駐輪場と線路で空が広い。夕焼けの電柱電線群が美しい。手前は住宅街にあう電柱群。左側奥のほうは西武拝島線の線路で楽しげな電柱群が躍り出しそう。(住所:東京都立川市柏町5丁目3−1近辺)

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玉川上水駅から見る線路と電柱電線風景。ここから見える世界も楽しげな雰囲気だ。

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ここ数年、川越氷川神社は「縁むすび風鈴」として風鈴だけじゃなく、花火などや他もライトアップして全体として夜楽しめるようにしている。縁結びと風鈴を結び付け、それを木質フレームに展示して光を当てる。実にうまいやり方。夜の活用法は観光地ながら夜は閉まってしまう川越にはぴったり。

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(住所:埼玉県川越市宮下町2丁目11−3)

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日本の神社境内は夜入れるところは多いが、積極的にイベントをやるところは、少ない。観光地だけど夜は人がいなくなる川越で、川越氷川神社は「縁むすび風鈴」として風鈴だけじゃなく、花火などや他もライトアップして全体として夜楽しめるようにしている。夕暮れ時、木々の後ろに赤い夕陽、手前の境内、正面の神楽殿が美しい。

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その他本殿やその周りに様々なライトアップがあり、これがなかなかいい感じだ。氷川会館との間の回廊なんて、結婚写真の撮影中だったが、照明計画や水面壁などいいデザインだ。

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(住所:埼玉県川越市宮下町2丁目11−3)

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蔵造りの町並み周辺に、古い映画館スカラ座の隣にある「太陽軒」。数少ない洋風モダン建築で国の登録有形文化財、コーナー入り口でと開口のモダンデザインが面白い。夜は光りがステンドから漏れ、美しい。
太陽軒は大正11年からの洋食店で、建物は昭和4年築伝、数年前に綺麗に保存再生で西洋料理店「モダン亭太陽軒」。

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(住所:埼玉県川越市元町1丁目1−23)

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渋谷駅から東急ハンズの先の街区、井の頭通りに下りる階段。レコード屋さんも変わりながら存在している、ある意味古き良き渋谷の姿がこの階段風景にはある。変わりつつありながら。

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(住所:東京都渋谷区宇田川町11−11近辺)

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京成本線の尾竹橋通りガード、道路とガードが鋭角で交わるため、構造スパンが長く、支える柱梁構造体が不思議な4列になっている。外側の2列がコンクリートで、内側の2列が鉄骨。間が歩道になっていて、道路歩道の三層空間がいい空間だ。

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(住所:東京都荒川区荒川7丁目42近辺)

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京成本線の尾竹橋通りガード下のY字路カッコいい。ガードを支えるコンクリートと鉄骨の2重の柱梁、右側京成本線の高架橋の出梁風景、左側は駅中心地に向って光が強くなる、この対比もいい。

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反対側のカットも黄色い注意鉄骨が入り面白い。(住所:東京都荒川区荒川7丁目42近辺)

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狭山丘陵の東端、八国山が背後に控えるところ。目の前に西武園線が丘陵と三角木が二つある緑地帯の間をぬけてゆく。背後に丘陵をもつ住宅地はどこか落ち着く感じがする。(住所:東京都東村山市野口町4丁目36−3近辺)

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