夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

2016年02月

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上野広小路駅近く上野2丁目あたりは、韓国料理店が多い。さらに風俗店で呼び込み黒服が多く歩きづらい。通りの脇道になると少し静かな感じ。その横道から先に見える金属板建物キューブがとても綺麗に、アイストップとなっていた。(住所:東京都台東区上野2丁目2−2近辺)

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夜は入れない新宿御苑、東側のフランス整形庭園が入口から覗くことができる。実に真っ暗、プラタナスの並木が影が軸を示す。その先に新宿の繁華街光で見える。都心のど真ん中にはみえないところ。(住所:東京都新宿区大京町29近辺)

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上野駅近くで見つけた、看板だらけの路地。色も白地と黄色地だけでなんだか不思議。よく見ると各店舗がだいたい3つ出している。なんだか仲が悪そうな路地だ。

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(住所:東京都台東区上野7丁目3−6近辺)

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桜だけど、とても寒そうな桜の名前「大寒桜」。上野公園の南側入口の脇に2本咲いていた。確か二瓶さんが昼間の写真をあげていたが、夜は夜でビルとのセットで美しい。(住所:東京都台東区上野公園1−65 近辺)

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代々木体育館でコンサートがあると露店が出る。雨でぬれないように傘をかぶっていた。その光る傘がとても綺麗だった。手前に歩いている人が傘を持っているようにも見える。

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(住所:東京都渋谷区神宮前1丁目18−20近辺)

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築地6丁目、ビル街でもあるが民家が残り、いい感じの路地もそのまま残っている。そこにスッと立つ煙突の姿もとてもいい。いろいろな要素で実に魅力的な路地姿をしている。(住所: 東京都中央区築地6丁目6−5近辺)

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活動が昼間と夜が逆の築地場外。今は夜でもやっている店がぽつぽつあるが、23時という時間は終わる時間帯じゃなくて、そろそろ始まる時間だったりする。新大橋通りに面するこちら側、そろそそ始まる感じが光や照りもでているようだった。

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(住所:東京都中央区築地4丁目9−14 近辺)

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昼間はテントが出ていたり、人が賑わっていて見えなかった、築地場外の建物上部。夜初めて気がついた、キリンとカツオが向かいあって戦っていた。カツオはまだしもキリンは何でだろう。(住所:東京都中央区築地4丁目9−14 近辺)

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この入船にある看板民家、妙にカッコいい。横顔ハンサムな看板建築だ。前面道路面の改築に比べて、金属の光がある流れるようなヨコガオ面は、とっても美しい。(住所: 東京都中央区入船1丁目5−6近辺)

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(2019年12月の写真)ほとんど変わっていない。

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久しぶりな夜散歩、すべてが新鮮にみえてくる。光の具合もあるが、この民家の外壁の表情はそれぞれ美しい。いったい何種類の壁材なのか?この豊の表情にただ感動。(住所:東京都中央区築地6丁目7−7近辺)

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代々木公園を西側に下り、通りを越した先にある「渋谷はるのおがわプレーパーク」。夜の誰もいない公園の色とりどりの旗が、なんだか妙に綺麗にみえる。このあたりから先に行くと小田急の線路があり、代々木八幡の住宅地なんだけど、公園だけそういった雰囲気とは違っている。(住所:東京都渋谷区代々木5丁目68)

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昨年にいった静岡駅近くの徳川慶喜の屋敷跡手延の浮月楼。今は結婚式場となっているが、繁華街にこれだけの庭園が残っているのは貴重だ。夜も入れるところがありがたい。冬季により葉っぱが落ちて、周辺のビル群が見えすぎで雰囲気が作りづらいが、池に突き出たお茶室が美しかった。金箔の板戸も少し光っていい感じだ。(住所:静岡県静岡市葵区紺屋町11-1)

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新宿超高層の足回りは面白い。えっ、こんなところでという感じだが、なんだかうまくなじんでいる。しかし高い超高層と路面近くの野宿者ハウスの傘、ものすごい高さの対比だ。(住所:東東京都新宿区西新宿1丁目25−1近辺)


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三軒茶屋の三角地帯商店街、屋根がない路地。いろいろな素材に光が回って、豊かな路地商店街となっている。土曜日だったこともあり人も多く賑わっていた。

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(住所:東京都世田谷区三軒茶屋2丁目13−10近辺)

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そして奥に行けばいくほどディープになる。屋根があるところかない所、そして狭い路地、ほとんど裏動線みたいな路地。でもちゃんと抜けられる。そんな面白い三角地帯。(住所:東京都世田谷区三軒茶屋2丁目13−5近辺)

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三軒茶屋駅近くにある、すずらん通りの看板門。あまりセンスの良くない絵の看板の下、隅が少しアールがついてアーチ門ぽくみえる。それに提灯があるだだけで、別世界にみえる。

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後日、2020年10月のすずらん通り。違う色の提灯が浮かんでいた。青い提灯は商店街では珍しい色。

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(住所:東京都世田谷区太子堂4丁目23−4近辺)

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参宮橋駅から台地を上がったところにある分かれ道の祠。このY字路、とてもいい。高い視点からみると、道路の白線がまるで意志をもったように祠を囲っている。(住所:東京都渋谷区代々木5丁目22−5近辺)

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雨のが降る冬、ここの参道の石畳と欅並木は美しい。これでけ立派な参道にも関わらず、普通の住宅が多いのも、ここが静かで散歩に最適な要素かもしれない。(住所:東京都豊島区雑司が谷3丁目15−24近辺)

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真ん中あたりに、昭和初期に建てられた(築約80年)、木造2階建ての洋風5軒長屋の「並木ハウス別館」がある。看板建築みたいな長屋建築だが、2階の壁はつながり、白い開口部と模様のデザインが素晴らしい。(住所:東京都豊島区雑司が谷3丁目15−24近辺)

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参道門の看板、裏側から。その先の風景がいい。(住所:東京都豊島区雑司が谷3丁目19−2近辺)

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江戸三大不動・江戸五色不動のひとつ目白不動尊がある宿坂。高低差約20mの目白台地には良い坂が多い。なかでもこの古い宿坂は、道の蛇行といい緩やかな坂ながら美しい。その両脇も面白い、左側には目白不動尊の建物屋根が見え、右側の鉄補強擁壁も面白い。雨でぬれた素材が光をひろい、なお一層美しい景観となる。(住所:東京都豊島区高田2丁目12−39)

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後日(2017年11月)の宿坂の上部。微妙な蛇行ラインがいい。

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