夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

2015年10月

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雨の夜の街はいい、路面や壁が濡れて光りが回る。変わりゆく渋谷のなかで、ここの空間はいい。ビルをつなぐブリッチあり、道は曲がり先に見える斜めの外壁、斜面途中の地形ながら、谷間の景そのものだ。(住所:東京都渋谷区宇田川町21−1近辺)

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台地上に建つ目黒不動尊(瀧泉寺)、夜でも参拝人はいる。空が近くとても気持ちがいい。 大本堂から横にのびる緑、地形段差部分をみ。建物はさらに階段で高い位置だ。ここからみる景色はいい。左右からの照明で床に影が2重になり、不思議な雰囲気となる。


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(住所:東京都目黒区下目黒3丁目20−26)

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夜に、いもり川暗渠の細道部分にいく、来てよかったいい景色、空間、地形がそこにある。ここが広尾だという事を忘れるくだいだ。道路に吸収されたエリアもあるが、ここは道路から下がり、建物と建物間にのこされ、片側は擁壁で囲まれる。ギザギザ曲がりのその一つ、写真をつなげてうまく取り込めた。(住所:東京都渋谷区広尾3丁目1−2近辺)


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この暗渠細道に道路から入るところも凄い。段差ができて階段がある。その先に進むと緑のトンネルをくぐることになる。(住所:東京都渋谷区広尾3丁目1−26近辺)

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目黒川沿いのマンション「CeLLs」。おそらく大規模修繕のための仮設シートを張っているだと思う。その姿、光りの漏れ方も含めてとても美しい。目黒川岸壁のデザインもアーチで面白いことになっている。(住所:東京都目黒区目黒2丁目6−14)

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大田区の山王、東馬込で見つけた、階段・谷間の向こうの台地にある不思議な形の建物影を3つ。影のシルエットが面白いランドマークになる。おそらくは建物屋上のペントハウスだろうが、形が面白い。(住所:東京都大田区山王4丁目2−24近辺)


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お寺なのか入母屋屋根のシルエットがランドマークになっている。(住所:東京都大田区山王4丁目6−6近辺)


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不思議なギザギザ屋根の建物、何の建物だろうか。珍しい形の建物だ。(住所:東京都大田区東馬込1丁目36−12近辺)

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「品川浦の船溜まり」から水路を海に向かうところ、船溜まりに負けない景観がある。左側の船宿と、真ん中の天王洲橋、取り囲むビル群の光が水面にゆらゆらとっても美しい。背後の中高層のビルは一切隙間がないくらい重なるが、夜の水辺の風景ではそれもプラスにかも。それにしてもこのカットすらネットフェンス越し、まだまだ水辺を使いこなしていないな街。(住所:東京都品川区北品川1丁目20−12近辺から)

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蛇行する細い急坂、さらに庚申塔と階段という要素も盛りだくさん。歩いていて間違いなく面白い坂の一つ「別所坂」。何度か撮っているがどうもいまいちだったが、何枚か繋げて面白くなった。これだけ高低差がある坂であるにも関わらず、夜でも人が結構とおっている。しかも昇りは皆息を切らして。

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(住所:東京都目黒区中目黒2丁目1−21近辺)

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戸越銀座通りの南の外れのほう、少し店がなくなりかかる所にあった「BARミロ」。何かに惹かれよくみてみる。ミロという字の後ろが光っていて文字が綺麗だ。あれロの字が唇になっている。見れば見るほどいろいろわかってくる。煉瓦の積み方も面白く、ついでに室外機のブロックも左右反対で、小口をみせているのも面白い。(住所:東京都品川区平塚3丁目4−2近辺)

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山手線の中ではマイナーだが大塚駅周辺は面白い。なによ
りも路面電車が絡むのは29駅の中でここだけだ。駅前ロータリーの坂、道、線路が交差する、さらに排水勾配が絡み不思議なうねりを作り出す。この動きと線の構成が素敵だ。(住所:東京都豊島区南大塚3丁目55−1近辺)

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