夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

2015年08月

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場所は小田急線の参宮橋から代々木八幡の間、線路から一本入ったところにある河骨川暗渠道。そんなところから、建物も面白くなる。幅30cmくらいの階段、実によく設計されている。これだけでもあるとないじゃ違う。人間の目は相対てきなので、この幅狭階段のおかげで、道幅が少し広く見える。(住所:東京都渋谷区代々木5丁目63−5近辺)

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たぶん、昼間見ると普通のトタン外壁の駐車場なのだろう。ところが光、しかも右側の公道の光、左側の私道の光、微妙に違い、さらになめるようにトタンにあたり、輝いて見える。とってもいい表情をしている。(住所:東京都豊島区要町近辺)

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藍染川暗渠の上にあるよみせ通り。道幅8メートルと広い通りの真ん中が、文京区(左側)と台東区(右側)の境。左の文京区側にある洋食マロの店構えと看板、対比する向こうの台東区側の蛇行する街並み看板建築の対比が美しい。よみせ通りの流れは夜、美しくみえる。(住所:東京都文京区千駄木3-41近辺)

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西日暮里の諏方神社、おそらくは祭りのための灯篭か?誰もいない、祭り準備前の感じがとってもいい。扉も閉まっているが光があたり、まるで鏡板みたいな存在だ。(住所:東京都荒川区西日暮里3丁目4−8近辺)

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右後ろにあるのは、築48年の企業独身寮だった建物を2012年にリノベーションした「THE SHARE」。その手間にある歩道橋、どこにもありそうなタイプだが、夜は光の具合なのか、なんだかとっても美しくみえる。近所のこうしたものは、ある時突然目を奪われる。(住所:東京都渋谷区神宮前3丁目25−18近辺)

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何時も見慣れているはずなのに、突然ここからの位置が原宿駅の正面なのではないかと思った。それにしては地下鉄入口が建ってしまったりとバラバラだ。向こうにNTTタワービル、地下鉄のマーク「M」、原宿駅の塔、地下排気塔と4つ仲良く並んでいた。(住所: 東京都渋谷区神宮前1丁目18−20近辺)

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近所を探索散策。いつも景色と思っていたら、少しいかないと知らない店ばかり。少し離れた所にできた「irodori」というお店。ガラスのロゴも色とりどりだし、木壁の色どりどりでいい感じ。オシャレなカフェだと思っていた。帰って調べたら実はタイ料理屋だった、これまたビックリ。(住所:東京都渋谷区神宮前2−14−17)

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横須賀中央駅近く、商店街の裏にある緑が丘。丘というより小さな山、階段の形が面白い。斜面による微妙な高さの違いで、接合部分が面白い。商店街の裏側風景が見えるのも裏山ならでは。(住所:神奈川県横須賀市緑が丘5近辺)

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横須賀ドブ板通りの一本奥の通りにある金龍 大黒湯。大の字がとれているが、シンメトリーな曲面壁のタイル、2階はガラスブロックとなかなか現代的なデザインだ。3階の手摺はよく見ると一部が土管のようだ。なかなかいい立ち姿をしている。ネットで調べていると、金曜ナイトドラマ「セカンド・ラブ」亀梨くんが演じる平慶のアパートは、この建物のようだ。(住所:神奈川県横須賀市本町2−21エリア)

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散歩の途中に、神社の盆踊りに出くわす。台地の上にある西久保八幡神社、そこの平場に高い櫓と提灯。しかし大きな樹木はさらに上にある。その隙間からアークヒルズ 仙石山森タワーがさらに上から顔をだす。。何重にも上が重なっている感じだ。(住所:東京都港区虎ノ門5丁目10−14)

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刑事ドラマをみていると、殺人現場や電話をするシーンで良く出ている西日暮里駅近くの地蔵坂。日暮里崖線の際、写真左側に諏方神社があり、階段を降りた先で右に曲がり、山手線をくぐるトンネルにつながる。だから反対に日暮里駅からくると面白いアプローチになる。振り返るとそこは江戸の景勝地、今は街の光りと対比が面白いところ。(住所:東京都荒川区西日暮里3丁目4−8近辺)

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ゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)のレインボーブリッジの前にある、ループ橋。そこにある重機、何のためかわからないが、この円弧のループ橋との対比が美しも見え、別世界な感じにもみえる。

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円の外側にでると円形がよく見える。

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実は1/4は直線なんだよね、ここ。地上で中に入ると丁度そこは直線部分だったりする。実はその直線部分が交差する前でバラけはじめてカッコいい。(住所:東京都港区海岸3丁目33-17近辺)

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麻布十番4丁目にある高速道路下公園。水面の近くまで降りる階段がある。ここから見える古川と高速道路それに左の街並みの水面に写る姿もいい。おそらく再開発でみられなくなる風景の一つだろう。(住所:東京都港区麻布十番4丁目5近辺)

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藍染川暗渠の道から一本入った路地にある、サイタ質屋。その黄色い「質」というデカイ文字の看板が路地を支配している。民家と黄色い看板、この要素だけでおの路地を一挙に何十年前の雰囲気にするからオモシロイ(住所:東京都文京区根津2-31-14)

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三叉路にあるから「みかど(三角)」というパン屋の横、その三叉路にあるヒマラヤ杉。店主のおじいさんの代に鉢植えで育てていたものが、いつの間にか大きくなり・・・・なんて書いてあるが。いつの間にかなんて言えないくらい、三叉路の道路どころかその先に隣地まで覆う、すげ〜デカイ。


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(住所:東京都台東区谷中1丁目6−15近辺)

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普段見ているのに、気がつかないこともある。少し酔ったせいか、夜の光りで良い表情がでているかせいか。表側はよくみえて素通りしていた赤坂のコマツビル。う〜んこの側面のデザイン、六角へこみ窓と1、2階の対比、それと石の表情、実にいい。(住所:東京都港区赤坂2−3−6

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