夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

2015年02月

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高田馬場にある「めりはり屋」、外からみる木製建具が美しい。
中の感じもなんかとても良くみえる、何故か?


木建の外壁から始まり、客席、柱梁、キッチンとエリアが
ココからだと綺麗に4層合わさってみえるからだ。
照明の明るさも段階的に見えて美しい。
(住所:東京都新宿区高田馬場2丁目6−10)

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渋谷区上原の無名の坂、この坂はモスクが見える。このあたりではこの坂からが一番いい感じに見える。モスク「東京ジャーミー」のプロポーションがわかると、谷の向こうの台地の高さが想像できる。雨にぬれて、滑り止め道路がさらに綺麗に光る。(住所:東京都渋谷区上原3丁目20−8近辺)

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静岡市葵区両替町でみつけたビル「桃太郎ビル」。名前もチャーミングだが、1階2階の階段と通路、その上の壁の円弧のデザインが口をあけたように見え面白い。

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上部の桃太郎の文字、そして丸い桃太郎の絵のバランスもいい。

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1階から2階の階段だけ曲面で残った所が黄色いシャッター部分のお店になっている。
(住所:静岡県静岡市葵区両替町2丁目3−5)

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足立区千住柳町でみつけた「バンブーハイツ2」。部屋の構成がシンメトリーだが、開口部だけじゃなくて、換気扇フード、給湯器、メター類、配管までほぼシンメトリーだ。こうなると2階給湯器と配管が何故若干ずれるか気になるくらいだ。(住所:東京都足立区千住柳町35近辺)


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静岡駅近くで見つけた八木専ビル。

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正面よりも斜め、またはサイド面のほうがなんかいい。

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1階部分が凹んでいて、上下曲面の庇が飛び出ている。一回凹ましてから出す、これぞモダンニズムの空間構成の好例だ。

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近づいてみると正面の1階部分の凹んだところはレリーフのような梁や柱が美しい。(住所:静岡県静岡市葵区常磐町2丁目1−3)

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北新宿で見つけた仮設パイプ増設の家。どこまでが家の本体で、どこからが仮設パイプかわからない。

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植木鉢などでグチャグチャなのだが、仮設のパイプがそれでも一定の秩序を与えている。(住所:東京都新宿区北新宿2丁目8近辺)


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境内に高層の分譲・賃貸マンションに神社施設とある成子天神社。残された富士塚はマンションに囲まれて、ここだけ不思議な雰囲気を漂わせている。


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夜の富士塚頂上からみえる景色もさすが新宿という風景だ。とっても不思議な感じの風景が広がるオモシロイところだ。(住所:東京都新宿区西新宿8丁目14−10)

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両側にズラッとおでん屋が続く、青葉おでん街。
表にある看板は、通り名、提灯型でお店の名前、その下に本当の提灯という三段式だ。


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大きめの暖簾に特徴があって、中が見えない。
古いのか新しいのかわからないが、なかなかいい雰囲気。
この他にも新しい横丁がある、それが静岡市の街の特徴であるかもしれない。


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そこで暖簾の端だけあげて見えるようにする。それがこのあたりの風習のようだ。
静岡黒おでんを食べたかったが、時間がなく見るだけで帰る。
(住所:静岡県静岡市葵区常磐町2丁目3−6近辺)

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途中下車した静岡駅から少し離れたところに幾つか横丁がある。わりと新しくできたのか、昔あったのが新しくなったのか判らないが、これがなかなかよい。


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新しい看板にお店の外壁も金属板、一部ある屋根も金属だ。
長屋形式でおでん屋が続く。


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それでもデカめの提灯・暖簾で雰囲気をつくっている。
看板も新しいがオモシロイ形で建物に取り付いている。
(住所:静岡県静岡市葵区常磐町1丁目8−7近辺)

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JRの駅であまり巨大化しなかった駅は、ジックリ見ると良いデザインだったりする。ここ大久保駅はガード下が入口で、斜めに入るタイプ。コンクリート柱や梁が装飾はないが、ハンチタイプが小気味良い。ガードとの対比が美しい。(住所:東京都新宿区百人町1丁目17−2 近辺)

2月7日におこなれた夜散歩のススメ会11フィールドワークの模様です。

大塚駅から白山駅まで歩きました。小雨まじりでしたが、それほど寒くなかった。

 

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01.大塚1丁目の階段

鉄補強の擁壁の横にある階段と参加メンバー達。
(住所:東京都豊島区南大塚1丁目4−20近辺 )



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02.鉄補強の擁壁

大塚1丁目には台地の高低差があり、崖状の擁壁がある。

この擁壁が大谷石みたいな脆い石のためスチールで全体を補強している。

(住所:東京都豊島区南大塚1丁目4−20近辺 )


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03.コーシャハイム千石から見える谷間

ここからみえる谷間はなかなか遠方がみえる。

マンションの通路道路と既存の道が一直線に繋がっている。
珍しい通りで、スカッとぬけた感じでみえる。

正面に緑色に光っているのが東邦音楽大学で春日通りに面している。

(住所:東京都文京区千石3丁目10−13近辺)


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04.猫又橋公園への脇道

この先の大通りに小石川を渡る猫又橋があったところ。

(住所:東京都文京区千石3丁目13−14近辺)


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05.旧猫又坂からの風景

今は下の大通りが猫又坂だが、古い地図をみるとこちがら旧道。

勾配もこちらのほうがキツい。

そして上からの景観はとても気持ちいい。

(住所:東京都文京区千石2丁目19−4 近辺)



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06.千石2丁目の崖

千石の氷川坂近くにある崖コンクリ擁壁、横道を入った先にある。

立派な崖で、少し曲がる階段あるため、下からも上からも風景が楽しめる。

(住所:東京都文京区千石2丁目14−4近辺)


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07.大谷石の擁壁と階段奥の通路
大谷石の擁壁、危なそうだがなかなか立派だ。

右側の階段を上がった左奥の細道がある。

その先の降りる階段がありここの景色がいい。

(住所:東京都文京区白山2丁目5-2近辺)


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08.歯科医院と看板建築

白山閣の岬の下通り。
ここのある古い建物が歯科照井医院、奥の看板建築がいい。

(住所:東京都文京区小石川1丁目27近辺)


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09.白山台からみる

白山台地から小石川、大塚方面をみる。この日上り下りした台地。

(住所:東京都文京区白山2丁目21−4近辺)


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10.白山台からみる

白山台地から岬の白山閣方面をみる。

(住所:東京都文京区白山2丁目21−4近辺)


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白山2丁目の台地途中にある大谷石の擁壁。危なそうだがなかなか立派だ。右側の階段を上がった左奥の細道がある。その先の降りる階段もオモシロイが、夜は何度かチャレンジしかけて、さすがに通れないかった。(住所:東京都文京区白山2丁目5-2近辺)

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隣のビルが解体されて、側面がよく見える日本橋タカシマヤ。
おお、村野藤吾設計の増築部が遠目からでも見える。


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と思い写真を撮るが、やはり正面からのライトアップが美しすぎて、圧倒的に霞んでしまった。
最近の建物のライトアップはなかなかである。
(住所:東京都中央区日本橋2−4−1)

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東京工芸大学中野キャンパスの2号館(設計:坂倉建築研究所)を道路からみる。
上が植栽テラスになっている天井が斜めに上がっていて、反射する天井材に写り込むでいる。
すると柱などが斜めに写り込むで不思議な雰囲気を作っている。
全体に白く柱もあまり目立たず、浮いているような感じにも見えていい。
(住所:東京都中野区本町2丁目9−5)

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交差点がある所に角があり、街角ができる。
ところが街角デザイン、街角の建築デザインでなかなか良いものって少ない。


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ここ、台東保健所前交差点のトタン建物のデザインがなかなかいい感じだ。
街角に対して対象的な形、なかなか象徴的になっている。


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それぞれのエレメントもオモシロイ。
(住所:東京都台東区東上野4丁目18−1)


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