夜散歩のススメ

上野タケシがススメめる夜の散歩。

2014年12月

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東武練馬駅に近い不動通りの連続谷がある、そこの連続階段がとてもいい景色を持っている。

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まずはL字に曲がったところの階段、この先に直線連続階段がある。

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その直線に降りてくる階段に、踊り場に逆向きに階段がある。その逆向き階段の上にあるカラフルな小屋もまたとってもいい。

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すると踊り場が小さなスリバチ状の地形になり、オモシロイ。(住所:東京都板橋区徳丸1丁目28−1近辺)


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以前から気になっていた、皆川会長の本「東京スリバチ地形散歩2」にでてくる12練馬・板橋エリア。ここに出てくる東武練馬駅に近い「不動通りの谷」と呼んでいるエリア。P116にでてくる無理矢理な断面、なぜこう断面を切ったのか、行ってみると納得、とってもオモシロイ地形だ。

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まずは駅近くの小さな谷にある、抜け道階段。始めでこういった地形階段に出会えると、探索は楽しくなる。

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抜けられるかどうか判らないが幾つもの様々な階段が繋がっていて、いい街並を作っている。(住所:東京都板橋区徳丸1丁目9−19近辺)


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小岩駅からフラワーロードのアーケードを南に進んで、少し行った所を右に曲がった所にある照の湯。調べると昭和28年前後に建てられたある、凄い銭湯。その玄関だけみてもわかる骨董品レベルの下駄箱、扉に欄間。

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外側は上の建物はほとんど見えず、まるで倉庫の中を入っていく感じ。

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 倉庫の屋根を潜る感じのアプローチも実にいい。

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下駄箱を写真から数えるとざっと片方で100個ある。全盛期にはそれだけ人が着たということか。この銭湯かなりおすすめ。(住所:東京都江戸川区南小岩6丁目26ー19)

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千住柳町でみつけた、ド・トタンな看板建築長屋。その看板部分のトタンの存在感が凄い。どうやら6軒のお店長屋なようだが、2階のバラバラぶりがそれをわからなくさせる。(住所:東京都足立区千住柳町1-9近辺)

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中央線と山の手線が神田駅手前で重なる、そのあたりのガード下アーチ。ちょうどスケルトン状態で照明がついていた。これが何とも言えずとても美しい、少し未来的な雰囲気もあったりする。アーチのカーブもいいが、壁部分は垂直じゃなく斜めだったりする。(住所:東京都千代田区鍛冶町2丁目11近辺)

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国立代々木競技場の第一体育館と第二体育館をつなぐペデストリアンデッキ、こちらから見ると少し浮いている。隙間から光りが漏れ、一直線のデザインを下の曲面頭柱で支えている。微妙なレベルの解決する計画には思わずうなるぐらいだ。中央のエレベーターはのちにつけたものだが、ランドスケープデザインまで意志を感じる。

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その下の空間はアーチが連続するが、これが整形ではなく、微妙に形がズレている。

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それでもこの空間の連続は美しい。少し宗教建築的な雰囲気も持っている。おすすめの場所だ。(住所:東京都渋谷区神南2−1−1)

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小石川と白山のほうから来る川の合流地点、岬状の地形に、白山閣が建っている。ココはさすがに入れない。緑が多い敷地を周辺からみて地形を感じるしかない。その周辺に面白い所を見つけた。階段の流れで小さな岬状の地形だ。
駐車場が浮いていていい感じの構築物になっている。白山閣の緑をバックに、階段とセットでいい感じだ。(住所:東京都文京区白山2丁目24−7近辺)

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東武練馬の駅近くにある北町アーケードショッピングセンター。表門は旧川越街道に面しているが、その脇道に面する裏門の造形が実にいい、立体的に面白い。

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アーケーの天井はトップライト、蛍光灯がくの字に配置され、単純ながらオモシロイ効果だったりする。

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金属天井もその時代を感じさせる使い方、なかには2階に青い出窓、雨があたらないためか、いい加減な作りだったりする。

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通りには自転車が多く止まっている。看板の乱立ぐあいが凄い、通りの真ん中ぐらいまででているものもある。

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L字の通り、曲がり角のデザイン。2階は金属板の外壁が続いているが、1階はそれぞれの店で工夫している。

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こちらが旧川越街道に面する表門。中の天井の照明が綺麗にみえる。(住所:東京都練馬区北町2丁目17-10近辺)

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森下にある六間堀跡を南に下ってゆくと、いきなり竹の山、竹置き場に出会う。夜なのに2人で竹を磨いている。竹の質感がぐっと語りかけてくる。調べてみるとここは、伊東屋商店竹問屋とある。こんな風景に出会えるのも「川向う」、隅田川を越えた世界である。(住所:東京都江東区常盤1丁目12−5)

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月島もんじゃストリート近辺の狭い路地。狭い路地の家の前、そこには沢山の植栽が置かれている。これが路地の風景を作っている。ここに少し古い建物が絡むととてもいい風景になる。写真は出窓格子の民家がのこる路地。路地に対するエレメントが豊富なところだ。(住所:東京都中央区月島3丁目17−6近辺)

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狭い路地の先にみえる建物の世界の違いもこの路地を豊かにする。

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この日は雨上がりで路地が濡れていてとても美しい。所狭しと置かれた植栽が路地を豊かにみせる。

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狭く電柱も作れるず、電線が路地上の真ん中を通るのも、近辺の路地の特徴だ。真中の排水溝も雨で濡れて光りが通る。

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この路地には上部に渡り廊下がある。ここを潜るのは空間体験が豊かになる。 (住所:東京都中央区月島3丁目エリア)

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最後に路地が面する、月島西仲通り商店街(月島もんじゃストリート)のアーケードの屋根裏。その外側の和風ぽい三角屋根があまりカッコイイとは思えずいたが、屋根裏の夜はとてもカッコイイ。白い天井が三角にあいていて、そこが光っている。それにこのアーケードとても長い、もんじゃ焼き屋が大半のところも立派だ。(住所:東京都中央区月島3丁目8−10近辺)



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右の水窪川暗渠道と左の階段が正反対の曲がり。そこに取り残された、真ん中の住宅とそのアプローチ階段がとても象徴的になる。この暗渠道で一番好きな風景だったりする。(住所:東京都文京区大塚6丁目15−15近辺)

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さらに下った所も蛇行していて、いい風景が多い。なかでもこの曲がりとトタン駐車場建物の関係がいい。1階は道と関係で斜めで、2階とズレるこの立体的形態が美しい。(住所:東京都文京区大塚5丁目13−11近辺)

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調べると「宗匠」という舞踊用品専門店だが、脇は倉庫にしか見えない。しかし倉庫か収納部分とトタンの相性は最高だ。しかも増築部分で形態も道にあわせた少し斜め。

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何にもないトタンに空気抜きのような開口部が小さくあるのもまたいい。(住所:東京都足立区千住柳町31−12近辺)

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水窪川暗渠の斜面にある大塚坂下公園。どういう経緯でできた公園かわからないが、斜面の公園。夜は下の方から入れるが上の方は扉がしまっていて通り抜けできない。とどまる場所が少なくただ歩くだけの、ぐるぐる道。但し景色は綺麗、谷間が見える。向こうの高い建物が建っているのが春日通り。(住所:東京都文京区大塚6丁目14−1近辺)

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松本泰生さんの本「東京の階段」p55にもでてくる「大塚の扇型アプローチ」階段。東京にある特異な階段の中でも、形態的にはナンバーワンと言え階段だ。何度かここに来ているが上から見た方が形が判るが、夜は照明の関係で下からみたほうがカッコいい。この階段の囲んでいる感じやその上に建つ建物の姿が凄い。階段は右側を上がるが、左側にも上がれる。左側は小路で抜けられる。さすがに夜はここで止まって、先には行けない。それでも上から降りてくる人がいる、地元の人でしか通れない小路といった感じだ。

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(住所:東京都文京区大塚5丁目近辺)

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かつて水窪川があった暗渠道。道幅の狭さやスケール感がとてもいい。その暗渠道と様々な景観を。水窪川の暗渠とその脇にある富士山広場。そこに水の流れみたいな水路がある。夜なので水は流れていないが、形で水の流れがみえる。横の暗渠道の流れと比べると面白い。(住所:東京都豊島区東池袋5丁目30−5近辺)

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門前仲町の大通りで見つけた、カッコいい倉庫。なぜ2階分だけ跳ね出しているのか、庇は何のためか、色々わからないことばかりだが、妙にカッコイイ。

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昔、石山修武さんにこんな感じの作品があったような気がする。(住所:東京都江東区富岡2丁目13−5近辺)

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高層ビルばかりで、どうも街の良さがわからない豊洲島、豊洲は島とよぶことにする。海沿いの豊洲公園を歩いてみたが、こが一番よかった。ここからみる晴海島は絶景だ。先週の雨の寒い日、さすがに誰もいない、風景を独り占め。公園のL字の入隅から広がる世界、なかなかです。(住所:東京都江東区豊洲2丁目3−9近辺)

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ここ新大塚駅の近くの路地、後ろは春日通りが通り、前方は階段を降りて水窪川の暗渠があるところ。幾つかの路地が通っており、それがまた狭い、しかも石畳、そこに古い民家の格子、しかも光りの漏れ方がとても美しい。これほど揃うことも珍しい、まさかココでという感じだ。

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この狭い路地もとてもいい。まずは入り口の階段から。知らないとなかなか入れない。

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入ると路地は石畳でいい感じの狭い空間が続く。

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さらに行くとまた階段がある、この階段もいい。格子の建物はその先にある。(住所:東京都豊島区東池袋5丁目52−15近辺)

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豊洲などを島で呼ぶことにする。周辺から歩いて橋を渡って入ると「島」という感じが実にピッタリ。ここは水路のズレた5叉路から塩浜島とその向こうの豊洲島をみる。超高層が乱立するところが豊洲島。地下鉄で行くより周辺から歩いて渡ると街も違って見える。(住所:東京都江東区木場1丁目1−12近辺)

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