夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

2014年10月

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珊瑚ストリートと呼ぶらしい。場所は御徒町駅の東側ガードサイド。どこが珊瑚なのか?という感じもするが、夜はネオンが山手線のガードの鉄骨に反射して違った美しさがある。(住所:東京都台東区上野5丁目21−5近辺)

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広くて全貌がわかりずらい「都営戸山ハイツアパート」。特に夜はどこがどこだかわからない。しかしその分建物との出会いが新鮮だったりする。ここ33号棟の裏側、赤と緑の店舗の壁に階段部分が黄色に光る。階段部分は少し凹んでいて照明があたり、白い壁が黄色に見える。そんな色の出会いが美しい。(住所:東京都新宿区戸山2丁目33)

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谷田川・藍染川(古石神井川)のつくった台地の西側を、千駄木駅からお茶の水駅までを予定。お気軽に参加ください。
●日程:2014年11月8日(土) PM17:30〜
●集合場所:千代田線千駄木駅の1番出口でた地上
●主なコース予定:千駄木駅ーへび階段ー根津神社ーおばけ階段ー異人坂ー暗闇坂の窪地ー湯島天神ー実盛坂ー樹木谷ー神田明神ー聖橋ーニコライ堂ー山の上ホテル先。崖を蛇行しながら進みます。
※参加無料・自由です。コメント・ダイレクトメールでも構いません の で連絡ください。当日参加でもOKです。悪天候の場合はご連絡します。

夜散歩のススメ会10フィールドワークの様子

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本郷4丁目、ここの地形は菊坂の谷と清水橋下の谷が合流して、さらに今はなき小石川に繋がる複雑なところ。台地が岬状にありその下を菊坂の暗渠がとおる。

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微妙に上がっていく湾曲道路と暗渠、2つの関係がよく見える。(住所:東京都文京区本郷4丁目21−9 近辺)

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最近、店舗の店構えでピンとくる店が少ない。赤坂のわらやき屋の店構えがなかなかで入りたくなった。ガラスのタペストリー、その前の縁、入口の波状の壁が中に誘導する、でかい看板と、なかなかよくできている。(赤坂 わらやき屋住所:東京都港区赤坂3丁目12−3)

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こんなところに、という感じで千石の住宅街にある、J・V・W・バーガミニー設計の教会「日本聖公会東京教区東京諸聖徒教会」。ネットでみると内部空間もなかなかだが、夜は入口の青い光りが際立つ。どことなく中世の香りがすると所が珍しい。(住所:東京都文京区千石2丁目18−4近辺)

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台東区池之端にある、坂本工務店の建物。材木入れるためだろう1階は吹き抜けのようだ。

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その流れでスキップフロアなのか、横の窓の配置がバラバラでなかなかいい。(住所:東京都台東区池之端2丁目1−16 近辺)


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どういった経緯で道がズレたのか、繋がってこうなったのか判らない。歩道の白線があることによって、とても綺麗な曲がりがよくわかる。というか白線がないとわからないかもしれない。(住所:東京都文京区小石川2丁目17−31近辺)

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たまに交差路でいいなと思うことがある。五叉路以上が特にそうだが、1枚の写真になかなか表現できない。ここ西早稲田の住宅街の細い五叉路、そのうちの三叉路だが、何枚かを変形合成して1枚に、十分に良さが出ている。鋭角の住居敷地、3つの路地の一点集中、なかでも電線の迫り具合がいい。いい交差点だ。(住所:東京都新宿区西早稲田2丁目11−24近辺)

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戸山公園にある箱根山は、昔は尾張徳川家の下屋敷であった。その庭園に中心にあった「玉円峰(麻呂ヶ嶽)」という築山であった。逆側の斜面低いほうからだと山という感じだが、全景がよくみえる高い方からだと、築山にみえる。山手線内で海抜最高の高さでもあるところ、なかなかいい姿をした築山だ。(住所:東京都新宿区戸山2丁目7−2近辺)

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お堀越しにみえるお茶の水駅のプラットフォーム、これがとっても美しい。お堀は工事中の仮設がみえるが水面は黒く写らない。でも手前にその不在がちゃんと写っている。(住所:東京都千代田区外神田2丁目1−2 近辺から)

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浅草のひさご通りと国際通りの間にある路地「焼肉横丁」。両サイドに焼肉屋の看板がならぶ。看板の大きさが特徴的、在日コリアン集住地が感じられる。食道園と明仁の看板は特にデカい。


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(住所:東京都台東区浅草2丁目14−12近辺)

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神社仏閣に興味を持ち始めたのは、アプローチや伽藍などの配置だった。なぜこういった配置なのか?そんなひっかかりがキッカケだったと思う。ここ、早稲田通りにある子育て地蔵の源兵衛地蔵。この配置はとっても興味深い。左手に庚申塔、右手には馬頭観音があり、その真ん中の階段上がった所に飛石、そのの先に「伊予の青石」で作られた彰忠碑石がある。青い照明の効果もあるが、珍しく象徴的な配置をしている。どちらが主であるか判らなくなるくらいだ。(住所:東京都新宿区西早稲田2丁目18−26近辺)

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音羽崖の風景は凄い。水窪川暗渠を南下すると今宮神社越えたあたり、特にこの辺がカッコいい。擁壁だけじゃなくてその上の建物の形状、スカイラインがとってもカッコイイ。(住所:東京都文京区小日向2丁目21−6近辺)

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表参道を一本入ったところ、表参道ヒルズの裏坂。この道の前方のアイストップにH&Mが入った「ジ アイス キューブス」が建つ。坂道を下った先に渋谷川の暗渠があり、その先の明治通りにたっているビル。隠れた三分の一の下が谷底をちょっと上がったところ。(住所:東京都渋谷区神宮前4丁目13−16近辺)

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都営戸山ハイツアパートの壁面に写る、戸山公園の樹木シャドウ。ボケ写真もそこがなおさら樹木らしくて目の前にあるようだ。なかなかここまで綺麗に影が落ちる壁も珍しい。(住所:東京都新宿区戸山2丁目6近辺)

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渋谷センター街の裏路地、横丁に果実屋さんがある。夜はこのフルーツの色々が美しい。向こうにみえるセンター街との対比が凄い。(住所:東京都渋谷区宇田川町26-11近辺)

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細い水窪川暗渠道を抜けると見えてくるスロープのガードレール。外灯の光りが反射して白色の存在感がオブジェみたいだ。新大塚の駅近くは、高低差があり上には春日通り、下は水窪川暗渠、その間に高いビルが建つ面白いエリア。その始まりのガードレールだったりする。(住所:東京都文京区大塚5丁目8−4近辺)

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近所をふらふら、実は店が開いている時間はいがいと歩いていない。逆にけっこう新鮮だったりする。お店の地下に行く扉、円で構成されたもの、それが開いていて2枚重なってみえ、美しい。(住所:東京都渋谷区神宮前4丁目24 -12近辺)

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本郷1丁目にある新坂(別名:外記坂)と青い家。実際はグレーに近いのだが、赤紫色の空の影響か青く美しく写る。家はある意味普通の家なれど、階段の斜め線との対比や空との色対比と、とても美しい風景になる。(住所:東京都文京区本郷1丁目25−15近辺)

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