夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

2013年10月

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原宿駅近く、表参道の道路の一部にある公園。平日でも、道を入った奥のジャニーズショップでの生写真を買う人達で行列になので、私はそう呼んでいる。最近ではギャレットポップコーンで行列が反対に並んでいる。
タバコ休憩場でもあるため、夜になるとタバコやゴミなので汚い公園でもある、歩道橋の下の緑には住んでいる人もいる感じ。そんな公園、でもとってもみんなに使われている、位置的にも重要な公園でもある。(住所:東東京都渋谷区神宮前1丁目14−24近辺)

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原宿の駅前にある 昭和33年(築55年)のマンション。その入口の文字がカッコいい。いつも見ていて何度か写真を撮ってもどうも気にいらず、やっといいカットになった。入口だけじゃなくて、全体との構成の中の文字がいい。この入口のデザインだけでもっている建物も珍しい。(住所:東京都渋谷区神宮前1丁目14−32近辺)

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東新宿にできた「パークハビオ新宿イーストサイドタワー 」、その南入口の円弧壁が面白い。マンションへの緩やかな入口にもなっているし、広場・公園にもなって、そのまま壁がレストランになっている。都市的なランドスケープのエリアづくりの好例だ。

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円の外側にレストランが付随していたり、円の内側に植栽やオブジェあり、レトストランとマンションエントランスの形態融合もいい。(住所:東京都新宿区新宿6丁目27−14近辺)

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横浜駅の西側、駅近く商業地域であれているが、新田間川の水路がある。夏のころの写真だが、この水の景、ビルとセットでなかなかのすばらしい風景、すばらしいヌケだったりする。しかしどのビルも水路方向に開いていない、もったいない。(住所:神奈川県横浜市西区南幸1丁目5−30)

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赤羽駅から少し離れた所、周囲は中高層の建物だが、ここだけ一つの路地が残されている。幾つか閉めた店もあるが、大半はやっているいい通りだ。日曜日の23時過ぎだったが光の具合もいいし、「おふくろ」と「純子の店」の看板もらしいところだ。(住所:東京都北区赤羽1丁目63−2近辺)

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11月3日にある、新宿の花園神社「酉の市」。その準備の仮設建築だ。行ったことがなかったが、キンキンキラキラのトタン板の仮設建築が妙な現代建築の様相をしていた。壁と抜けのバランスもとってもいい。(住所:東京都新宿区新宿5-17-3)

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赤羽の飲屋街はエリアは面白い。OK横丁はこの通りじたいも面白いが、なんだかこの枯淡(こたん)の看板と右の2階の状態が凄くきになる。(住所:東京都北区赤羽1丁目17−4近辺)

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赤羽の飲屋街はエリアは面白い。一番街、シルクロード、明店街、OK横丁と各通りがある。その中で唯一アーケードがある「シルクロード」。前に見た時は天井のテントが黄色だったような気がしたが・・・。飲屋は昔よりも増えて日曜日だったがそれでも活気がある通りになっている。(住所: 東京都北区赤羽1丁目22−10近辺)

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赤羽の飲屋街はエリアは面白い。一番街、シルクロード、明店街、OK横丁といろいろな通りがある。その中の「OK横丁」、さらにその脇の脇通りが凄い。2階でつながっていて、一階は通りで通り抜けられる。

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しかもこの通り先に行くと駅の東口のロータリーにでる。こんな通りが普通に駅前に隠されている赤羽飲屋街おそるべし。(住所:東京都北区赤羽1丁目16−4近辺)

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撤去が決まっている、下北駅前食品市場で残っていた「てっちゃん」。壁に提灯がいい感じだった。写真は7月のころだが、いつまで営業しているのと聞くと、「今年いっぱいかな、わかんない。」とちゃんと居座るみたいだ。
まだあるのだろうか。(住所:東京都世田谷区北沢2丁目24−4)

10月12日におこなわれた夜散歩のススメ会03フィールドワークの模様です。
荒木町の窪地の低地と高台のそれぞれの街を歩きました。


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01.荒木町の窪地
窪地を高台から眺める。


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02.6つの坂の一つ
窪地には6つの坂があり、そのうちの一つの階段通路。


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03.策の池近くの旧料亭
窪地にはかつて花街があり、その名残の建築もちらほら。


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04.策の池と高台
窪地に策の池があり、その周りを崖と建物が囲んでいる。


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05.策の池
策の池の水面は美しく街を写す。


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06.崖を撮る
皆で一斉に崖の写真をとる。不思議な集まりだったりする。
(住所:東京都新宿区荒木町11−24近辺)


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07.高台のお店
かつては低地が花街だったが、今は高台の通りにお店が。


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08.高台の路地
細い路地の雰囲気もいい。


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09.路地と古いお店
路地に面する古いお店、庇高さが低くいい雰囲気。


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10.段差のある路地
路地どうしに段差があり、中廊下の建物には階段がある。


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品川浦の運河に面すると所の一角に古い民家群が残っている。道路に面するところが駐車場になってしまったが、そのぶん並びで建物が見える。古い下見板貼りの外壁だが、所々補修で金属板が張ってある。それがまた光を拾って艶がでていて何とも言えない不思議な調和を見せているところが面白い。


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(住所:東京都品川区北品川1丁目21−9近辺)

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十条駅から東十条駅の途中ほぼ真ん中にある通り、近くに十条冨士塚があり、古く趣ある建物が多い。この通りは調べてみると旧岩槻街道(都道460号)だった。こういった旧道は栄えていたある時期の建物がそのまま残っていて楽しい。この建物、今は設備会社の建物だが、看板の文字が透けて前の文字がみえる。東京新聞と読める、新聞販売所か何かか。2つの時代が看板に重なってみる。(住所:東京都北区中十条3丁目3−18近辺)

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いつの間にか路地に面するお店が歯抜けになっている、新橋烏森神社の路地飲食店街。それでも路地は健在、その路地角と建物がいい。狭い道が店がなくなり広くなると少し悲しい。(住所:東京都港区新橋2丁目15−5近辺)

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新橋駅に南すぐにある、烏森橋ガード(架道橋)。実はこのガードの両サイドは掲示板壁がほとんどで、あまり面白くない。ところがガードの真ん中、おそらく新幹線とその他線の隙間のわずかなところにお店がある。バックヤードみたい感じだけど、机も外に出ていて、実に都市の隙間な感じだ。(住所:東京都港区新橋3丁目25-22近辺)

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何度かこの前の道を通り、とてもきなる居酒屋「蛍」。この日はやっていなかったが、玄関引き戸の上の蛍という字のネオンがいつもは目を引く。それとなんといってもこの小いささ。奥の2階建てとくらべると小ささがよくわかる。今度ぜひ中に入ってみたい所でもある。なんかこういった雰囲気の店って東京で少なくなっている感じがする。(住所:東京都新宿区余丁町4−4)

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新宿区余丁町にある厳嶋神社、通称「抜弁天」。抜弁天通り(都道302号線)が余丁町通りに分かれるY字の角に建ち、その角に背を向けて社殿、参道とある、その配置が面白い。参道が角を切り取るように抜けられる。

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調べたら、義家がこの地に立ち寄り祈願して苦難を切り抜けたという伝説と、境内参道が南北に通り抜けできることから「抜弁天」と言われるとある。小さな神社だが、ちゃんと鳥居と社殿の間にも川と橋があり面白い。(住所:東京都新宿区余丁町8-5)

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新宿区の抜弁天交差点からちょっと行った所から入り、東京医科大学までの約300mの直線商店街「まねき通り」。何度か夜散歩で出くわし、夜はいい風情をもっている商店街だ。そこにある岡田酒店の2階の縦格子、反対側の1階シャッターの横線と対比がとてもいい。(住所:東京都新宿区富久町41−5近辺)

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