夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

2013年08月

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特に日曜日の夜がいい。22時も過ぎれば人がいない。そのいない通りがなんだかすごくきれいだ。

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誰もいないこの道をまじまじとみると、かつては川だった流れがみえてくる。(住所:東京都渋谷区神宮前4丁目26−28近辺)


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(後日:2018年6月)雨の日はかなりおススメの散歩コース。昼間の賑やかさが別のカタチででている感じがする 。(住所:東京都渋谷区神宮前4丁目25−13近辺)

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高速道路で横浜駅を通ることはあったが、その高速道路がどうなっているかわからなかった。横浜駅のきた東口からその高速の積み重ねをまじまじとみると凄い。しかしこれって、駅前の歩行空間を完全に分断している。それにもともとの地盤面がどこか、ここからじゃわかない。めちゃめちゃな横浜駅周辺計画、けっこう面白い。(住所:神奈川県横浜市西区高島2丁目17近辺)

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池袋駅西口から少し行ったところにある、銭湯 新栄湯。玄関の前が石庭アプローチになっている。石の置き方で人の流れをつくっているのが面白い。後日:残念ながら休業か廃業だった。(住所:東京都豊島区池袋2丁目21−1)

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まさかここのカットが絵になると思わなかった。75番の柱に鉄骨のはね出し高台、京浜急行電鉄 黄金町駅のホームからの横浜みなとみらい方向の風景。高架の鉄道でその下右側に大岡川が並行して流れて、近辺は今は整理されてしまったが、かつては黄金町の盛り場だったところ。(住所:神奈川県横浜市南区前里町1丁目20近辺)

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夜散歩のススメ会02を行います。お気軽に参加どうぞ。
●日程    :2013年9月7日(土)PM18:00〜
●集合場所  :JR品川駅 中央改札
●コース予定 :品川駅から旧東海道品川宿を下って、最近キレになった北馬場参道通りをとおり、品川神社富士塚を登る。北馬場参道の商店街で飲み会の予定です。
※参加自由です。コメント・ダイレクトメールでも構いませんので連絡ください。当日参加でもOKです。

夜散歩のススメ会02フィールドワークの様子

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西新宿超高層街、新宿警察署裏交差点にある「輪っか」。いったい何のためにつくったのかわからなくが、都市空間的に気になっていた。一応照明が組み込まれているのと普通のサインがついてはいるが、そのためだったら円で空中を飛ばす必要はまったくない。それでも夜は逆行になり、まるで映画「未知との遭遇」というか、UFOが降り立っているようにみえる。(住所:東京都新宿区西新宿6丁目5−3近辺)

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夜に品川駅~京急鮫洲駅の間を歩いてみた。あらためて見ると古い建物をうまく改修しながら使っているのが目につく。建物のつくられた年代により各年代の風景が見えてくるようだ。写真は「富田屋工業所」一階のサッシュはアルミに変えられているが、その上の欄間は木製で、不均質のガラス割りが特徴あり。撮っていたら丁度内部の電気がついた、欄間の光がきれいに漏れる。(住所:東京都品川区南品川2丁目10-5近辺)

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「延命院一心寺、ギャラリー麻の葉、新実商店」。お寺の前庭が街道に変化を与える。洋館のような建物も面白い。(住所: 東京都品川区北品川2丁目4−19近辺)

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「新井塗装」赤の外壁に、赤白の看板文字が素敵。左のタテ看板に時代を感じる。さすが塗装屋さんという感じだ。(住所:東京都品川区北品川2丁目4−20近辺)

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「星野金物店」銅版板の看板建築。一階のサッシュが軽くてあっていないが、そこは金物屋。内部の展示にはよくあっている。2階の黄色い外壁は珍しい。(住所:東京都品川区北品川1丁目28−7近辺)

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手前の梁の上の高架も凄いけど、その先のトラス構造の「芝浦橋」にのる高架がめちゃめちゃだ。左の高架はトラス構造にめり込んでいる。右の方はトラスに柱が立って高架がのっている。たぶん計算して成り立っているのだろう。それでもこの高架下公園からのこの水路の風景は美しい。トラスのライトアップが綺麗だからか、隠れてみえないがその先の海のつながりが感じられるからか。(住所:東京都港区芝浦4丁目6−17近辺)

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どこからが駅で、どこからがデパートなのかわからない新宿駅西口。その立体交差はうまい、全体の構成すらわからない。同じ設計者(坂倉準三)だから一体計画になっているのか。昔は感じなかったが、ストレスを感じることが少ない駅はそれだけで計画が上手くいってるのかもしれない。(住所:東京都新宿区西新宿1丁目1−3近辺)

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色も違うし、形も違う。ところが兄弟橋のように対比してみえる「藻塩橋と百代橋」。このあたりの橋は名前も面白いし、いい景色を背負っている。(住所:東京都港区芝浦3丁目20−2近辺)

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大井町駅近くにある東小路飲食店街、なんといってもこの洋食屋ブルドックの看板がこの小路を特徴づけている。しかし道半分以上出ているのは大変めずらしい。よく見ると右側のお店の室外機やゴミ箱など妙に整理されている感じもする。(住所:東京都品川区東大井5丁目4−13)

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この階段からの夜景は美しい。港区の高輪台から降りる長い階段。道から入ってしばらく平坦な路地が階段に変わる。この長い階段を降りる、暗い階段でしかもだんだん幅が狭くなっていて、写真の真ん中に引き込まれるてゆく感じだ。そして向こうに窪地があり、その先に超高層の夜景、この階段風景はとっても美しい。

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下から階段を見る。ここは階段だけでも面白いところだ。(住所:東京都港区高輪4丁目24−36近辺)

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高橋夜店通り、またの名を「のらくろロード」。そのアーケードの上にピカソのゲルニカの看板がある。ネット調べるとここは、「プティック日花」という婦人服屋さんで、60歳代の女性主人で絵画に興味があるのようです。若手のグループ店か何かと思っていたのでびっくりです。そのセンスに脱帽。(住所:東京都江東区高橋14−19)

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この地域はかつては簡易宿泊街が多くあり、「高橋ドヤ街」などと言われた。現在はビジネスホテル群にその名残が見られるが、もうきれいな普通の街という感じだ。そんな中で異彩を放つこの「都営高橋アパート」。

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昭和32年(1957)建設で、1階の店舗、上は住居棟となっている。もう50年を超える凄い建物なのだが、夜見るとテクスチャーの粗さが消えていて、何ともいえないいいモダン建築である。なんとなく山本理顕さんの建物にもみえてくる。

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共用部の階段も手摺など綺麗にまとめている。ポストの感じはなかなか時代を感じさせる。(住所:東京都江東区森下3丁目10−20)

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本日はとても暑く、スコールもあった。しかし夜になると不思議な状態でガスっていた。散歩していろいろ撮ってみたが一番いいのが意外にここ、原宿駅表参道口前の横断歩道橋からの風景だった。遠くに代々木体育館がみえる。ちなみにこの歩道橋はあと1,2年でなくなる計画になっている。(住所:東京都渋谷区神宮前6-35-3の前)

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JR大森駅の西口の商店街を蒲田方面に行った途中の脇道に不思議な一角がある。調べてみるとカドヤ検品所とでてくるが、会社なのか倉庫なのか。はたまた住居なのかわからない。その通りに面してある郵便箱群、これが使いこまれていて、人の痕跡がのこっている。これだけあると何か語っているようだ。(住所:東京都大田区山王3丁目4−5近辺)

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前を歩く人達が「なんだかどこかのテーマパークみたい」と言っていた。確かにこの通りはセットみたい、看板だらけの風情が妙に絵になる。

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JR大井町駅から近く、二つの細い路地がメインだ。一つ飲食店が多く、もう一つがスナック店街だ。

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小路の丁度真ん中あたり、ここに横に走る脇道がある。小路の上に不思議な丸型の照明が一定間隔である。2階の通路上の室外機もあるいているとほとんど気がつかない。

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このあたりは、スナックが多い。半分扉があいているのは、どうぞお入りくださいという記号になっている。

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写真でじっくり見ていると、密集路地なので、室外機や設備、ゴミ置き場など苦労しているが、整理されうまく使われているのがよくわかる。(住所:東京都品川区東大井5丁目3近辺)

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大井町駅周辺の小路は面白い。少し離れた平和小路の奥の方に不思議な脇道が存在する。斜めの脇道の上にズレて建物がのっかっている。

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1階路地もそもそも細道だが2階はくっつきそうな感じ。その隙間が都市的な魅力でもある。(住所:東京都品川区東大井5丁目6−10近辺)

8月10日におこなわれた夜散歩のススメ会04フィールドワークの模様です。

上野公園から上野ガード下、そしてキムチ横丁に向かいました。

 

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01.上野公園

上のテラスでは西郷さん対パンダが戦っていた。


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02.上野ガード下

2路線に挟まれたこの通り、カッコイイ。


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03.上野ガード下

通りは遅い時間になるとお店が通りにでてくる。


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04.高速道路スロープの段差通路。

上の道路がスロープで潜るのに下がるトンネル。


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05.キムチ横丁の路地。

東京で一番古い韓国人街「キムチ横丁」の路地がいい。


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06.キムチ横丁の路地のお店

キムチ横丁の路地にはいい感じのお店が。


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07.京城苑にて

焼肉と自家製マッコリが美味しゅうございました。


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08.大統領にて

続いて、上野ガード下にもどり大統領で一杯。


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品川神社の富士塚の上からの夜風景が見たく、夜にはじめていってみた。これが思いの他よく、参道階段の途中の登山口の写真を。この斜面をさらに勾配をつけて富士塚は造られている。

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富士塚からの頂上夜景。誰もいない頂上はとてもいい、風景を独り占めできる。横に走る京急線、縦の道が北馬場参道通り商店街で、旧東海道とぶつかる。確かどこかのテレビで、このエリア育ちの芸能人が好きな場所としてあげていた。

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参道で階段を上がったところ、富士塚は右側に山。向こうに見える世界が輝いている。

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参道階段を下るところ、富士塚は斜面をうまく利用した形だということがよくわかる。(住所:東京都品川区北品川3-7-15)

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