夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

2013年05月

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夜の公園は不思議だ。青山霊園の北西にある青山公園。野球場やテニスコートなどがあり、その脇に小さな広場がある。ここの渦巻き噴水とそれを取り巻く円形広場が、不思議な雰囲気をかもちだす。両者の間がとてもいい関係だ。少しアースワークの作品にも見えてくる。(住所:東京都港区南青山2丁目21-12近辺)

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見番横丁と小栗通りを繋ぐ通り、熱海湯脇にあるので熱海階段。別称芸者小路。緩やか蛇行して両脇とお店と植栽の関係が美しい階段。階段風景じゃなくて石畳の小路としてもいい。(住所:東京都新宿区神楽坂3丁目10近辺)

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(住所:東京都新宿区神楽坂3丁目10近辺)

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東京の数ある暗闇坂の中でもずば抜けていいのが、元麻布にある暗闇坂。一通の細い道路だが裏道で車の動きが激しい。急坂にさらに絶壁擁壁が立つ、趣ある3段積みの擁壁だ。それぞれ違う表情に壁面緑化の植物が垂れ下がる、いい坂だ。(住所:東京都港区元麻布3丁目12−20近く)

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暗渠は夜の散歩に最適だ。ここ笹塚支流(和泉川)暗渠は、橋の欄干が、それぞれの違う形で残っている。また不思議な段差がいい感じだ。上写真は、本町桜橋。(住所:東京都渋谷区本町5丁目27−8近辺)

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こちらの写真は村木橋。(住所:東京都渋谷区本町4丁目28−5近く)

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調べると「二軒家町会会館」とある、この建物は分かれ道建つ。建物の細長さや、細くなる赤い階段のせいでもあるが、面白い。特に時計があるのも面白い、こんなところに時計はいらないが、つけたくなる気持ちもわかる。既製品の玄関扉が駄目だが、赤い庇もいい感じ、全体的になんかカワイイ。(住所:東京都渋谷区本町3丁目9−4)

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道路を挟んで青山霊園に接する齋藤裕さん設計の「るるるる阿房(1981年)」。彫刻家の中村 錦平さんの家で、隅に置いてある口をあいた彫刻は、確か当時学生で教え子の彫刻家岡本敦生さんの作品を置いたもの。玄関前の配置が面白い。夜みるとコンクリートの塊にしかみれないが、入口の右に玄関、左に半円形で竹の中庭がある。入口天井の低さも面白い。(住所:東京都港区南青山)

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代々木上原でみけた坂道。周囲は古い建物と古い塀。そこに3段の階段がある。塀は風化に弱い大谷石だが、なんだか物凄い雰囲気を漂わしている。なんでここだけ階段なのか、どういう経緯で出来たのか興味がわく。(住所:東京都渋谷区上原2丁目41−10近辺 )

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都道431号(通称:水道路路)近辺の路地は川跡や暗渠と細い路地が多く面白い。そんな細い路地に不思議な風景、2階に行く鉄骨階段がどうみても路地にはみでている。どういった経緯かわからないが、細い路地にはこんな不思議な風景に出くわすことが多い。(住所:東京都杉並区方南1丁目2エリア)

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単にL字の商店街に、古い日よけの庇がある。それだけでなんとなく街並みを作っている。駅前ってこんな感じだけでも随分と気持ちが変わる。

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シャッターでしまっている感じの所も多いが、ちょっといい感じのする通りである。(住所:東京都世田谷区大原2丁目26−4近辺)

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ここだけ時間の流れが違う、夜はさらに格別だ。上写真の真ん中先にある、都道431号角筈和泉町線(水道道路)は、ここから細くなる。反対にいうと拡張されずの街並みがのこっている。

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この通りの街並みは面白い、都内ではめずらしくなった道路めーいっぱいに建物が建つ。町家に似た感じのトタンバラック長屋だ。下写真の道の先を左に曲がった所が前出の沖縄タウン(和泉明店街)がある。(住所:東京都杉並区和泉1丁目8 と9の間)

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京王線代田橋駅から甲州街道を越えた所に、和泉明店街がある。商店街を盛り上げる為に沖縄出身者を誘致して沖縄タウンとしている。そこにあるL字の路地の「めんそーれ大都市場」。幾つかの店舗があり、作りも外部的デザインの少しゆるい感じがとてもいい。

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(住所:東京都杉並区和泉1丁目3−15近所)

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久しぶりにフリー夜散歩、代田橋から新宿まで。21:30〜24:00だから何やっているかと思いつつ。2時間以上歩いていると、世界が変わって見えてくる。最後に、ふと空を見上げると、新宿の超高層ビルが、樹木からニョキニョキ生えているように見えた。(住所:東京都新宿区西新宿1丁目7近辺)

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原宿にも隠田商店街という古い商店街がある。八百屋とか米屋さんもある。本日雨が上がった後、とてもキレいに見えた。(住所:東京都渋谷区神宮前6丁目5近辺)

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恵比寿駅近く、電車からみえる坂と階段。その隙間にある手摺が何とも言えないオブジェにみえる。おそらくは坂の手摺のパーツを駆使して、何とか組み上げたのだろう。どうみても何かを主張しているようにしか見えない。(住所:東京都渋谷区恵比寿4丁目5−21近辺 )

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原宿の竹下通りに平行して通っている小路。ブラームスの銅像があるかそういった名前になったのか?
わからないが、ここはもともと明治神宮の清正井戸から南池、JRの線路をくぐって竹下通りを通りそこからずれて、この小路に流れた川があったところ。「ここを歩くと、清正井戸パワーの恩恵が得られるかもしれない。」なんて書いている人もいるが・・・・。それよりも細くて面白く、夜散歩に最適な通りです。写真のように川の名残の擁壁もあるし、くねくね道も楽しいです。景色としてはここが面白い。写真真ん中左にあるカフェ・ヴォルール・ドゥ・フルールも原宿には珍しい正統派喫茶店でお勧めです。(住所:東京都渋谷区神宮前1丁目10−23近辺)

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この写真あたりは異国情緒で日本に見えない。雑多な感じな要素だが路地と建物関係はスケールがいい感じだ。(住所東京都渋谷区神宮前1丁目15−4 近辺)

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根岸駅から10分以上離れた所に位置する、戦後の闇市からのある浜マーケット。火災で国道16号線側の一部が焼けていたが、そこそこでイベントスペースになっていて以外と面白い。土曜日でシャッターがしまっている所もあるが、食品関係だけではなく、日用生活物販店もあるくらいだがら、元気がある商店街だ。

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アーケードがわずかに光が入り鉄骨の表情がとてもいい。入口の看板には「・なんでも揃う・浜マーケット」とある。(住所:神奈川県横浜市磯子区久木町20エリア)

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