夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

2013年01月

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あまり知らない新宿2丁目をぷらっと歩く。20年前はもっと男の人の視線が違っていた感じを受けたが・・・。時間帯のせいだけか。調べると「都主導の区画整理と再生化で2丁目も一般人の街になりつつある」と書かれてもいる。

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それでもこのビルの中通りは面白い。おそらくはゲイバー通りといったことろこか。
 

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もう少し踏み込まないとわからない街だな。新宿二丁目一帯はもともと赤線地帯、江戸の内藤新宿の中心はむしろこのあたり、新千鳥街にはその名残がある。(住所:東京都新宿区新宿2丁目18エリア)

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人の視線や目線を受け止めるオブジェなどのことをアイストップという。夜は効果的に光っている建物に視線がいく。この道路先に建物、アイストップになているが、形がドーム状の屋根に見える。しかし実は勾配屋根から少し離れた位置にある照明があたって、そうみえるだけ。夜のアイストップは光だけじゃなく、光の虚像をつくだす。(住所:東京都渋谷区神山町41−5)

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後姿だか、建築家ならばみんなわかる「塔の家」のプロポーション。1966年に渋谷区神宮前のキラー通りに建てられた建築家東孝光の自宅「塔の家」。敷地が6坪弱(20㎡)という有名な狭小住宅。しかし周辺の高いビルに囲まれて立つ、孤高の姿は美しい。

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後日、2015年11月の写真。(住所:東京都渋谷区神宮前3丁目39エリア)

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五反田駅前西側から目黒駅方面に歩く。首都高速2号目黒線の下の橋脚柱とその手間の階段が夜の照明で綺麗だった。なんだかロボットが手を広げているようにもみえる。よくみていると動きだしそうだ。(住所:東京都品川区西五反田2丁目近辺)

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TV東京のドラマ「まほろ駅前番外地」結構面白い。もともとマンガがあり、映画になって、テレビドラマで瑛太と松田龍平が主演で大根仁さんが監督やっている。2話をみていたら、横浜の野毛がロケ地で結構使われていた。

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私も昨年に野毛にいった所で、都橋商店街と旧バラ荘と有名な所もあったが、一カ所、気になった所を使っていた。街区を通しての建物内の横丁、調べると「たべもの横丁」だった。

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たべものというよりもスナック横丁と言う感じだ。中に入ると途中で通路が狭くなる。柱も壁から少しずれてあったり、いったいどうやってこの形になったのかわからない。しかしなんかいい雰囲気をかもちだしていた。(住所:神奈川県横浜市中区野毛町2丁目74、75)

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表参道と明治通りの交差点に中村拓志(NAP建築設計事務所)設計の東急プラザ 表参道原宿が昨年建ちました。この場所にはかつて、1958〜1996年に「原宿セントラルアパート」という建物が建っていて、一階のカフェにはクリエイターやアーティスト達が多く集まり原宿文化を作っていました。その後の1990年~2010年にはGAPなどが出店していた商業施設「ティーズ原宿」が建っていました。という歴史ではありますが、交差点のデザインからみるとどうでしょうか。二つの通りに対してというよりも、上中下でデザインを分けています。

一番面白いのは上部で黒い凸凹の外壁に樹木を置いた構成です。中部は横一線のガラスで区切り、下部はテナントスペースで、勝手にどうぞという感じである意味捨てています。その潔さに感服もあり、改めてみるとテナントスペースはバラバラでどうも・・・・とも思います。しかし夜は夜で、中下部は特にひどく、なお更上部は浮いていて別物のように見えます。(住所:東京都渋谷区神宮前4丁目30−3)

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荻窪駅近辺でみつけた建物。一見バラバラな階段にみえるが面白い。階段は外壁をくり貫いた形状と外壁からはね出した形状となっている。3階から屋上の階段が一番めちゃくちゃで、いろんな形状の階段がある。めちゃくちゃだが、これでも法則がある。しかしデザイン・設計ではあんまりしないタイプ。(住所:東京都杉並区荻窪5-15近辺)

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JR西荻窪駅、南口の駅前にある、西荻南口 仲通街。アーケードに何故かピンクの像が吊るされているのが有名だか、駅の反対のアーケードの門が面白い。

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柱がクランクしているし、建物隅切りに合わせる柱の位置も涙ぐましい跡が見られる。道途中の折れ曲がりと相まって、いったいどこに線に合わせているか、わからない。むしろ不思議にうまくハマっている?(住所:東京都杉並区西荻南3丁目9−10近辺)

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本日、夜の雲は少し赤かった。かなりめずらしい天気である。そしたら代々木国立第二体育館の曲面がとても綺麗にみれた。ちょっとキターという感じの写真になった。これだから夜散歩はやめらない。変質者で捕まらないように、いい人オーラを出す訓練中。(住所:東京都渋谷区神南2丁目1−1)

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こんなところに、いやこんなところだからかな。駅前には不思議な場所が結構のこっている。北口駅前通り商店会の先にあるのが荻窪銀座商店街、このエリアもなんだか面白い。

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商店街地図には2つの井戸が書いてあったが、実際歩くとと3つあった。こんな駅前の商店街に井戸なんてのこっているのかという感想だ。逆に駅前って開発が遅れたり、ライフラインも治せず下水道が通っていないという話もきくこともある。しかし、井戸越しに見える飲屋の写真、東京にはどうやってもみえないな。(住所:東京都杉並区上荻1丁目4エリア)

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JR荻窪駅の北口すぐの東側の街区は面白い。幾つかの通り名があり、それぞれの通り名がある。その一番駅寄りに荻窪北口駅前通商店街というアーケードがあり、その次の通り「アサヒ通り」からの「裏の顔」が凄い。アサヒ通りは一番さびれていて、歯抜けで空き地になっている所が多い。そこからアーケード通りの裏の姿がみえる。しかしみんな木造の3階建て増築という感じだし、これは計画ではできない凄さがある。(住所:東京都杉並区上荻1丁目6エリア)

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年賀状、実家のある所沢の写真です。今年もよろしく。(住所:埼玉県所沢市)

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