夜散歩のススメ

上野タケシがススメめる夜の散歩。

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間口2m足らずの店先、通称「ちょんの間」。戦後の混乱期から、全国の歓楽街にできた風俗店で、「ちょっとの間で事を済ます」という意味が有力らしい。

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建物の外見は飲屋や小料理屋に装っているが、間口の具合でわかってしまう。我々建築家的には「ちょっとの間口」という意味にしてもいい具合だ。現在は一掃されてその後に、バーなどの飲屋やスナックになっているが、空家も多い。

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全盛期をしらない私だか、大岡川と道路に面する所など、こんなオープンな所で営業していたのかと、かつての凄さがわかる。(住所:神奈川県横浜市中区黄金町1、2丁目近辺)

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一掃されてしまった黄金町。とは言えチョン間の建物は残っている。その裏側の壁面。これは以前からあったのか、アート作品なのか。テトリスのように見事に家具で隙間なく埋めている。家具の表面の凸凹感が、不思議なレリーフとなって、隙間材で埋めている。なんといえない質感だ。地図でみるとこの建物は、設計工房35と書いてる、設計事務所の後ろ壁なのか。ならば引出とか冷蔵扉などは開けて収納できると面白い。(住所:神奈川県横浜市中区日ノ出町2丁目165−202)

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旧四谷旭町、今の新宿四丁目に今も建つ、おそらくかつての簡易宿所の「旅館中田家」。1つの階を上下使う2階の2段の窓が特徴的。

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東京では最近めったにお目にかかれなくなったが、横から撮ると所々斜めになってたりするが、妙にカッコいい。

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新宿駅の南側に面す新宿四丁目は、かって四谷旭町と言う住所で作家の林芙美子が下宿していた場所として知られるところ。今の不思議な路地があり、旅館やビジネスホテルが立ち並ぶ不思議なエリアでもある。(住所:東京都新宿区新宿4丁目4−15)

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ショップ、オフィス、アパートメントが入った複合シェア施設に変わった「THE SHARE」。もとは築48年の企業独身寮だった建物を2012年にリノベーションした。もともとなかったバルコニーを室外機置き場も含めてうまくデザイン、全体のイメージを作っている。いかにも元からあったような感じがうまい。外壁の濃いグレーもこの規模ではめずらしい。(住所:東京都渋谷区神宮前3丁目25−18)

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この坂はいい、しかし名無しの坂だ。電車で恵比寿駅から目黒方面へ、ガーデンプレイス前に坂がある、その反対側、山の向こうの坂だ。

 

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狭くて車は通れない真っ直ぐでない路地がいい、谷町との関係や景観もいい。さらにV字で折り返すところに崖を上る建物のらせん階段がある。なんだかいろいろな要素が面白いことになっている。


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反対側のV字路にたつ建物も塀をふくめてカッコいいことになっている。



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螺旋階段を少し登った所からみる。崖や坂、建物の構成がわかり安いポイントだ。(住所:東京都渋谷区恵比寿4丁目7−8近辺)



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夕焼けとあいまり、鉄塔が美しい。さすが亀戸、東京の風景じゃないみたい。よく見ると中間部の階段のひねった線が美しい。この鉄塔は調べたら、東京電力江東支社のモノだった。(住所:東京都江東区亀戸2丁目1−6)

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都営新宿線と営団東西線のちょど間、ほぼ平行する形である、砂町銀座。要するにどこの駅からも遠い。どこの最寄駅も歩いて15分くらいかかる、その分不思議なかんじの東西に走る670m。日曜の20時過ぎには、ほとんどシャッターがしまっていた。でもそれはそれでなんだか面白い通り。歩いてみると丁度真ん中ぐらいで、道幅が変わる。(住所:東京都江東区北砂3~5丁目)

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今は「肉匠 上小沢邸」というしゃぶしゃぶ屋になっている、これこそ「建築家 広瀬鎌二」な建物。まるで日本版ミースだかミースに比べ重さがある。その分、敷地に対しての配置が面白い。道路塀やアプローチのデザインも。

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リノベーションされて、離れも増設されていたりするが、これだけの広い土地を含めて維持されているのが何より凄い。設計:広瀬鎌二(1959年) リノベーション:神保哲夫(住所:東京都品川区上大崎1-12-7)


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若葉東公園は、迎賓館の前庭的存在で西洋風の公園。並木軸線の向こうに迎賓館が見えるのが有名な公園ですが、そこに2つのパターンの広場が存在します。上写真の広場は2つの三角広場の中心に列柱と水盤があります。
 

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比べてこの写真の広場には、半円形に取り囲むように階段、列柱があり、中心にややズレて大きなユリノキあります。空間・広場的には中心に何もない方が動きがあり、眺めるポイントもいろいろ生まれいい感じがします。(住所:東京都新宿区四谷1丁目12)

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渋谷の宇田川町でみつけた古いマンションの改装。扉の水玉デザインがいい感じなのだけれども、その他の全体の白色と天井の薄緑がどうしっくりこない。しかしよくみると階段室と廊下のつなぎの腰壁デザインなど、このころのマンションは捨てがたいデザインをしている。(住所:東京都渋谷区宇田川町36−17)

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東京のひがし側から、荒川の葛西橋からスカイツリーをみる。真ん中やや左の小さいのがスカイツリーだ、小さくないが。西側からみる世界と全然違う。(住所:東京都江戸川区西葛西2丁目5−5近辺)

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大塚の坂下通りの西側にある吹上稲荷神社の参道脇でみつけた、店舗付き住居と思われる建物の勝手口の庇。これ一つでもいい感じなる。丸柱との関係がたまらなく感じる。( 住所:東京都文京区大塚5丁目18エリア)

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元小石川村で幕府の薬園があって、薬園移転後に町家ができた所。大塚三丁目交差点から護国寺へ下る富士見坂の坂下の北側にある町なので「坂下町」という。幾つかいい風景階段と建物がある。写真の一番下の擁壁はいったい何層積みと言うぐらいに様々な表情がある。

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谷町ということもあって戦災からのがれ古い民家がのこっている。高低差のある地形ということもあり、いじれないいい感じのいい擁壁や街並みが残っている。
 

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階段の上は尾根道である春日通り(川越街道)、そういった位置関係もわかると尚一層坂町を楽しめる。(住所:東京都文京区大塚5丁目6と7エリア)

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円山町で見つけた中華料理「月世界」。いや~おどろいた、バックヤードが外に出てファサードになっている、冷蔵庫もある。裏にガラスがあり、その中が客席となっている、内装もしっかりしているし、何よりもネットでしらべると、全国各地から取り寄せた珍しい野菜がずらり!『旬野菜の自然派本格中華』。(住所:東京都渋谷区道玄坂2丁目26−5)

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花街があった旧渋谷三業地(円山町)にある、元料亭の三長。両側に丸太の立つ表門も凄い雰囲気だが、そこからだと建物が見えない。あまり皆さん撮らないが、脇道にある裏門からの建物の姿が凄いぞ。何種類かの板塀越しに見える屋根群や廊下のガラス窓など料亭建築ここにあり。

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表の門からは、樹々が多く建物を見ることができない。右側にあるのが道玄坂地蔵。(住所:東京都渋谷区円山町6−1)

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夜景が有名な都立桜ヶ丘公園にある「ゆうひの丘」。緩やかに上がった丘に東屋があり、その柱の先からも景色が広がるのがわかる。

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その先が一段目のテラス、階段で降りた2段目のテラス、その先に広大な町が広がっている。丘を生かした公園、庭園は少ないが、この景色はなかなか凄い。(住所:東京都多摩市連光寺5−15近辺)

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神楽坂にある、かくれんぼ横丁。石畳の路地が歩いて面白い。その中にある和食「千」のファサードのデザイン。ザ・黒塀って感じで元からあるようだが、デザインは苦労してうまく表現できている感じをうける。左側の入口ガラスの向こうが障子部屋、右側ガラスは階段が見える。レベルも間の配置も伝統的にはあり得ないが、うまく見せることに成功している。(住所:東京都新宿区神楽坂3丁目1−43)

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四谷で見つけた東京若葉基督教会の勝手口。おそらくは増築だと思われるが、少しデザインが独立している。
小さな低い屋根と扉もカワイイが、何よりも両サイドにある、さらに低い靴入れのデザインが面白い。その奥の窓とも絡むためか、靴入れ部分も壁から離れて独立している形をしてるののもカワイイ。ブロック塀との関係も不思議な感じだ。(住所:東京都新宿区若葉1丁目16−8)

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江戸初期より四谷の地に鎮座する、四谷十八ヶ町の鎮守様、須賀神社は高台に位置してる。また周辺空間もいい。写真は参道脇の不思議な公園だがその向こうは谷間になっているのがわかる。

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写真の手水舎の後ろは大きな木と崖がある。

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写真のクランクしている女坂の擁壁は男坂よりも雰囲気があっていい感じ。特に夜散歩にいいところだ。(住所:東京都新宿区須賀町5エリア )

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