夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

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駅だと国立駅のほうが近いが、国分寺市にはいる国分寺崖線の住宅街。住宅地にあったいいスケールの階段なのだが、不思議に白い手摺が高い。見慣れた階段スケールが少しズレる。

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(住所:東京都国分寺市光町1丁目6−44近辺)

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夜散歩も三文の徳だ。鬼子母神を通ったら、拍手が聞こえたので境内外から覗いてみた。唐組の赤テントで舞台背景が開いてのカーテンコールだった。やがて照明も落ちて、明るくなると観客の顔もみえた。森の中での出来事を覗き見るような感じ、演劇では非日常が日常と繋がる瞬間、それをこっそり反対側から見ている感じだった。

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(住所:東京都豊島区雑司が谷3丁目15−20近辺)

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十字型歩道橋の溝田橋交差点の横断歩道橋。4つの階段のうちの一つがエグイことになっている。一つの踊り場に2つ階段で降りて、さらに地上に分かれて降りる。それぞれが曲面で、洋館の踊り場階段のようになっている。(住所:東京都北区豊島2丁目1−2近辺)

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川暗渠の脇にあるビル。2階以上は格子で改装した感じで、看板と装テンが横にきれいに通る韓国屋台屋さん。下パネルのアルミサッシの素材もいい感じにあう。バランスデザインがよく株式会社三上の文字配置もオモシロイ。(住所:東京都中央区日本橋横山町1-1近辺)

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赤羽台に立つ赤羽団地からみる、赤羽西の谷間。こちら側、団地側の手摺の曲面の流れが綺麗で、谷間の空間を包み込む。向こうの台地の斜面住宅もほどいいスケール、右側に流れていく感じの地形だ。(住所:東京都北区赤羽台2丁目1−38 近辺)

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夜散歩していると気になる色々な影。トタン壁に電線・電柱が綺麗に落ちていた。トタンの色も青色とオレンジ色で、3Dレンズのようなブレもナチュラルに出ていた。(住所:東京都清瀬市中清戸2丁目684近辺)

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富士見台ほんちょう通り商店街の端にある赤トタ二ズムとブロック塀。部ブロック塀の模様穴あらみえる赤トタン、美しい。新旧のブロックの表情もいい。

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(住所:東京都練馬区富士見台2丁目21-10近辺)

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練馬区と板橋区の境界のK字路に立つ三又の馬頭観音。昔は三又路だったのか、今は変形のK字路になって、4方向からそれぞれに見え方が変わる。路面の三角白線との関係もオモシロイ。何よりも道路、車の流れに抵抗して建っていた。

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(住所:東京都練馬区北町1丁目45−10近辺)

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西高島平駅近くの高島通りと新大宮バイパスの交差点。上下に分かれた新大宮バイパスに高島通りが交差する。その3層に歩道橋が絡む。V字部分との関係が美しい。夕焼け空もあり帰路っぽい雰囲気が漂う。

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(住所:東京都板橋区高島平5丁目55近辺)

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以前昼間通った時は気にならなかったスバル飲食街。通りの看板はあるものの、思い切り路地裏的な雰囲気になっていた。幾つかの店はやっていたが、ヌケもあり、夜はその寂しさもふくめていい路地風景になっている。街路側のほうの並びもいい。

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(住所:東京都葛飾区新小岩2丁目7−11近辺)

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新小岩駅前からのびるアーケード街「ルミエール」、今はきれいなアーケードだが、アーケードの横穴、横道に続くところがオモシロイ。ここは上部は穴をふさぐために左右から空中ドッキングしたような増設部分。下のテントはまさに左右から攻めて間の隙間を塞いで雨樋までついている。ここもある意味空中ドッキングだ。

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(住所:東京都葛飾区新小岩1丁目51−3近辺)

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十字型街区構成になっている桐ヶ丘中央商店街。十字の通り側をメインとするとこちらはウラガワだ。2階バルコニーの手すりの錆びた雰囲気の感じもいいが、新しい建物の妖しい色の照明の感じもいい。そんな通りになっている。

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(住所:東京都北区桐ケ丘1丁目9 -1-6近辺)

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中川護岸の階段手摺にうっとり、なんだか美しい。手摺の色が違うのは塗った時期が違い青色がぬけているのだろう。あと光の具合によるもの。3段階の空間層が見える。(住所:東京都葛飾区立石8丁目30−11近辺)

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奥戸あたりの蛇行する中川。丁度大曲りのこの辺りから見ると、対岸の東立石緑地公園の島のように見え、まるで大河。左右川の先はさらに蛇行で見えなくなる。水面のゆれが艶めかしい街灯りをつくる。

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(住所:東京都葛飾区奥戸1丁目23-14近辺)

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小平団地周辺には、街区内路地をもつ商店街が幾つかある。すべて商店じゃなくて、だんだん住宅地化しているが、そのエリアの街角建物のあかりが美しい。角のオモシロイ建築を並べてみると、少し町の構造が見えてくる。

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(住所: 東京都小平市学園東町2丁目2−15近辺)

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小平団地周辺、団地北口通りのウラガワと、一本道を挟んだ建物。ブルー色とピンク色の壁の建物。一つは、商店のウラガワの増築的なところ、もう一つはもともとピンク色の中通路商店みたい、前に色々増築部があるところ。よく見るとなかなかいい建物。

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(住所:東京都小平市学園東町3丁目1−10近辺)

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新小岩駅前からのびるルミエールのアーケード街。明るい照明だが一本脇道に入ったほうがいい雰囲気の路地がある。暗い路地から段々明るくなり、色々な看板があるこの路地通りはいい風情をしている。

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(住所:東京都江戸川区松島3丁目15-8近辺)

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松島3丁目には丸健カフェー街があったが、今はほとんどわからない。その一角のようなスナック街の路地。こんな細いところでも抜けられる。面する2つの店構えもいいが、右手前の新築建物が下がって見える風景だった。

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(住所:東京都江戸川区松島3丁目15−2近辺)

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小平霊園の門前町、石材店がならぶ広い道がある。小平霊園の柱も立っている。その周辺にも古い建物や石材店がある。この町の階層、雰囲気の段階も幾つかあるといい町の構成になる。

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(住所:東京都小平市美園町2丁目1−1近辺)

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北町浅間神社富士塚の上から眺める。本殿の横にあり、高さは屋根よりは低いが、登れるので上に立つと結構高い。そこから眺める北町の町並みとの対比もいい。

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(住所:東京都練馬区北町2丁目41 -3近辺)

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