夜散歩のススメ

【夜散歩のススメ5ヶ条 :上野タケシ】         01、心の余裕、頭の整理ために歩くべし。         02、なるべく距離を長く歩くべし。            03、昼間と違う世界を見るべし。              04、光を見て、影を見るべし。              05、少しわからない異空間を歩くべし。

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八王子市街地の夜景。暁町の小宮山公園脇の高台から市街地の夜景。高台からの風景だが、高低差50メートル上がったところにもこれだけの丸石擁壁。擁壁越しの市街地夜景は珍しい。

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(住所:東京都八王子市暁町2丁目38-17近辺)

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西府駅近く、新府中街道が南武線をくぐる立体交差。そこのある階段スロープの姿がいい。電車を潜る道路は後からが多く、歩道は階段で下がって潜る、スロープもあって難しさも含めて構築物的にカッコいい。

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(住所:東京都府中市本宿町1丁目47−10 近辺)

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八王子駅北口バスターミナルから左右に斜め道路がある。西へ向かう「西放射線ユーロード」、そこで大陶器市をやっていた。この通りは区画整理により駅と商業中心地だった八日町地区を結ぶ歩道通り。イベントに適するしグリット街区を斜め突き抜け、街に動きをあたえる。

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(住所:東京都八王子市中町7−11近辺)

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清瀬市中里、柳瀬川の河岸段丘台地のスリバチ地形。ちょうど窪地が住宅地になっていて景観的にいい。対岸の段丘の緑も含めて、一つの囲われた世界をつくっている。

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(住所:東京都清瀬市中里3丁目880−13近辺)

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現在は空堀川に柳瀬川合流するような形になっている。それも2カ所で。そして合流した先では柳瀬川となる。その辺りの境橋、くるまや橋の景観がいい。境橋と柳瀬川の合流堰、くるまや橋と丸石堰。開けた空間でほどよい灯りがいいところ。

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(住所:東京都清瀬市中里2丁目1457−6近辺)

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もう少し上流は周囲に緑が多く、このあたりも良い所。

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(住所:東京都清瀬市野塩3丁目45近辺)

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板橋区の徳丸にある昆虫公園、その横の長い階段から前津川暗渠の谷間をみる。板橋のこのあたりの地形は面白い。緩やかに広がる谷間の姿と長い階段が良く似合う。

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(住所:東京都板橋区徳丸3丁目37 -7近辺)

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江戸時代に盛んになった民間信仰の一つ「庚申信仰」。その供養塔が立つ場所なので、オモシロイ。周辺は変わった可能性もあるがY字路の分かれ道の象徴的な真ん中に位置する。背後の家の立ち姿も守っているようで面白い。たいしてアルミフェンスのチープな対比も逆に面白い。(住所:東京都東久留米市氷川台2丁目3−2近辺)

庚申信仰:60日ごとの庚申の夜に人間の体内にいるという三尸虫が脱け出して、その人の罪を天帝に報告するという道教の思想からきたとされ、庚申の夜には儀式や宴会をしてすごした風習。庚申供養塔はその信仰を表し江戸時代中期から造立が盛んになった。

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八王子の繁華街から少しいった静かな場所にあった3枚の折れ屋根。少し変形しているタイプ。鈍角角度の緩やかさ、左側屋根の折れ具合、階段との関係、ピロティのヌケ具合もよい。立ち姿に美しさを感じる。(住所:東京都八王子市元横山町2丁目19−10近辺)

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浅川が削った河岸段丘下にある豊田用水。雨が降ったこともあるが、信号の色が用水路に綺麗に落ちる。右側の濡れた壁までも信号のひかりが反射して川にうつり込む。青、黄、赤と色が変わって用水路も変わる。

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(住所:東京都日野市豊田4丁目7-26近辺)

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もう少し下流側もいい。石垣用水路の脇用水路。

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それに板塀が美しいところ、水面に映りこむ。

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多摩丘陵の若葉台、手前が低層住宅地と学校がある。その向こう中高層ビル群がそそれぞれ並ぶ。谷戸のような地形に取り囲むように世界ができている。この高台からみると構成が良くわかる。それにしても多摩ニュータウンはエリアが広い。(住所:東京都稲城市若葉台4丁目48−1近辺)

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多摩丘陵、稲城市と多摩市の境にあるみはらし公園。尾根筋にあり高くみはらしがいいが、上にある滑り台がいい。長い滑り台に山、その向こうの低地の街並みが気持ちいい。(住所:東京都稲城市若葉台4丁目38-16近辺)

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日曜日だったので閉まった店舗が多かったが、雨で路地がぬれていい感じ。手前が暗く路地先方と富岡八幡宮参道の灯り美しい。路地にも光がまわり艶ある路地だ。

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(住所:東京都江東区富岡1丁目24−9 近辺)

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黒目川の脇にあり、水がない空堀の厳島神社。そのアプローチ橋がカッコいい。理に適っているが左右くの字で絞られている、クビレ橋。有機的な空堀円と幾何学的なクビレの対比が美しい。

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(住所:東京都東久留米市金山町1丁目6−2近辺)

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浜町川暗渠沿いの工事中空地から写真をみて、取り壊しかなと思い撮ってきました。その写真のところは、暗渠道の片側だけのようだった。(住所:東京都中央区日本橋富沢町13−11 近辺)


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ところが一番面白いバラック商店街のところ、1軒引っ越しか何かだった。その街区側も空きや閉じた感じの雰囲気。そろそろかなという感じ。

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(住所:東京都中央区日本橋富沢町15−7 近辺)

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それにしてもここのバラック集落は凄い。斜めから、暗渠道からみるとバルコニーの線が重なってカッコイイ。

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(住所:東京都中央区日本橋久松町2−10近辺)

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アーケード街にはいい横道、横丁がある。新小岩のファミールの横道、横丁商店街。看板、照明の色合い、電線の混み具合、昔の新小岩の匂いが少しする。

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(住所:東京都葛飾区新小岩1丁目32−8近辺)

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南区・平楽の丘との段差にはいい坂が多い。ここは大坂の脇坂階段。高低差もあるし長く緑地帯と住宅地を通る。上の方と下のほうで風景も照明の色も変わる。

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(住所:神奈川県横浜市南区八幡町55-11近辺)

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秋津駅側から空堀川を渡った先にある圓福寺(円福寺)。山門にいきなり黒い仁王様が立っている。黒光りしている、夜いきなり出会うとかなり怖い。睨みを利かしている門番としては最高ともいえる。

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この圓福寺の他の門、ここも夜の姿は美しい。(住所:東京都清瀬市野塩3丁目42-35近辺)

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川越の蔵造り一番街商店街の駅からの手前に位置する川越名店街。色々な時代の商店街ある川越の昭和商店街通り。古いアーケードがところどころ撤去だが、残された部分、狭い歩道、店の看板サインなど、いい時代のモノが残っていて好きな通り。

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(住所:埼玉県川越市連雀町9−2近辺)

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南区・平楽の丘の尾根道からみえる蓮池坂の谷間。昔に坂の下にハスの咲く池があっと言われる蓮池坂。その蛇行道が植栽で隠れているが、谷間の地形と蛇行道、その先の景色がとても美しい。

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(住所:神奈川県横浜市南区平楽139近辺)

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秋海棠(しゅうかいどう)の花だろうか、それに綺麗なカタチの草も交じる。擁壁の壁掛け花飾り、なかなか見事。幾つかある擁壁水抜き穴にここだけ。(住所:東京都東久留米市金山町1丁目8−13近辺)

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